本当に住みやすい街をAIが提案。アルヒ「TownU」

アルヒは、本当に住みやすい街をAI技術を用いて提案するウェブサービス「TownU(タウニュー)」の提供を開始した。結果はランキング形式で表示され、1位と2位の結果閲覧は会員登録(無料)が必要。

対象エリアは首都圏主要駅。年代や家族構成、住む街に求める条件などを入力・選択することで、その人にとって住みやすい街を1位から3位までランキング形式で提案する。

住みやすい街の診断は、ユーザーの入力情報と、各省庁が公開している統計情報や不動産相場、同社が持つ住宅ローン申込者の情報などをベースに、AI技術を用いて行なう。

このほか、街の施設情報を表示する「街情報」機能も用意。「子育て・教育環境」や「生活利便性(スーパーや銀行情報など)」、「安全性」などの項目ごとに地図上で絞り込んで表示できる。

その街の口コミ情報や家賃相場をはじめとした不動産情報も掲載。加えて、同社の住宅ローン申込データをもとに算出した住宅ローンの平均金額を掲載している。検索時は、駅名や路線のほか、地図を操作して気になるエリアを探すことも可能。

サービス開発の背景として、人々のライフスタイルが変化し、住みやすい街や家に対する価値観が多様化していることを挙げている。こうした環境変化を背景に、顧客1人1人に合った街を提案し、よりスムーズな家探しをサポートすることを目的としている。