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札幌駅前46階・250m高層ビル、清水建設らが開発。札幌エスタは閉店
2021年11月10日 17:29
札幌駅前に建設予定の地上46階、高さ約250mの複合ビルの開発事業について、清水建設を代表企業とする共同企業体が特定業務代行者に選定された。開業時期は2029年秋予定。
北海道新幹線札幌駅開業や2030年の札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致を見据え、「世界へつながる“さっぽろ”の新たな顔づくり」を目指す再開発事業。商業、業務、宿泊、バスターミナル等を主要用途とした、延床面積約395,000m2、地上46階、地下4階の複合ビルを開発する。
特定業務代行業者となる共同企業体は、清水建設を代表企業とし、構成員は伊藤組土建、岩田地崎建設、札幌工業、泰進建設。建設等の工事施工を含む事業推進業務の支援・代行を担い、また未処分保留床の最終処分責任、その他事業推進支援の役割を持つ。
所在地は、札幌市中央区北5条西1丁目および西2丁目。本体工事着手は2023年秋を計画しており、これに間に合うよう、商業施設「エスタ」は2023年夏に閉店する。エスタは、1978年9月にバスターミナル直結の商業施設として、そごうをキーテナントに開業。約45年の歴史に幕を閉じることとなる。