ニュース

Uber Eats、「徒歩」配達を東京で正式導入。全国21都市で試験運用

Uber Eats は、東京23区内で6月から試験運用をしていた徒歩配達について、試験運用エリアを全国21都市へ拡大するとともに、23区内では配達手段の1つとして正式に導入することを発表した。

徒歩配達とは、近距離での配達を徒歩で行なえる仕組み。より多くの配達パートナーに配達手段の選択肢を提供することを目的としている。徒歩配達について、自転車の駐輪にかかる手間を省ける、階段や細い路地を使えるといったメリットを挙げる。ニューヨークや香港などでも徒歩配達が導入されているという。

都内で実施した試験運用では、自転車がなくても配達を開始できる、雨などの悪天候時でも移動しやすいといった利点が、配達パートナーの実感としてあったとしている。

徒歩配達が可能になる21都市は、仙台市、宇都宮市、横浜市、静岡市、名古屋市、四日市市、京都市、大阪市、神戸市、奈良市、岡山市、広島市、高松市、松山市、高知市、北九州市、福岡市、佐世保市、熊本市、宮崎市、鹿児島市。

Uber Eatsに登録している配達パートナーは、事前にアプリの車両選択画面で「Uber ウォーカー」を選択することで、徒歩での配達に切り替えられる。新たに登録する配達パートナーは、「ウォーカー」オプションのみを選択することで、自転車を持っていなくてもUber Eatsでの配達を始められる。

徒歩による配達を選んだ場合も、配達中の万が一の事故の際は、Uber Eatsの対人・対物賠償責任保険及び傷害補償制度が適用される。