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TOKYO TORCH 常盤橋タワー 商業ゾーンが7月オープン

TOKYO TORCH 常盤橋タワー(東京駅側から/3月30日撮影)

三菱地所が東京駅日本橋口前に位置する常盤橋街区で開発を進める「TOKYO TORCH」の、常盤橋タワー内の商業ゾーンおよび大規模広場が、7月21日にグランドオープンする。商業ゾーンの名称は「TOKYO TORCH Terrace」、広場の名称は「TOKYO TORCH Park」に決定した。

TOKYO TORCHは2027年度全体完成予定の街区で、38階建ての常盤橋タワー、63階建てのTorch Towerなどにより構成される。

TOKYO TORCH 開発ステップ図

常盤橋タワーの規模は、地上38階・地下5階、高さ約212m、延床面積約146,000m2。6月末の竣工を予定する。

建物外観(南東から)
常盤橋タワー 施設構成

商業ゾーンのTOKYO TORCH Terrace(トウキョウトーチテラス)は、地下1階から地上3階に13店舗が出店。うち、日本初出店が1店舗、東京初出店が4店舗、新業態が5店舗。店舗前にはTOKYO TORCH Parkから続くテラス空間を備える。TOKYO TORCH Terraceの名称は、全飲食店舗がテラス席を有することから命名されている。

TOKYO TORCH Park(手前)とTOKYO TORCH Terrace(奥)

3階にはカフェテリアラウンジ「MY Shokudo(まいしょくどう)」を整備。キッチン付きのホールスペース「MY Shokudo Hall&Kitchen」は終日一般向けに開放し、その他のエリアは、昼は就業者専用のカフェテリアラウンジ、夜はまちに開放するカフェテリアとして、利用者の健康をサポートしながら、コミュニケーションを促進するためのプログラム、サービスを提供する。

MY Shokudo Dining
MY Shokudo Sakaba
MY Shokudo Cafe
MY Shokudo Hall&Kitchen
MY Shokudo フロアイメージ

TOKYO TORCH Parkの名称は、親水空間をはじめとした自然との調和を意識した広場のデザインおよび街区に隣接する常盤橋公園の名称との親和性を鑑み命名。新潟県小千谷市の錦鯉が泳ぐ親水空間や茨城県つくば市の天然芝など、街区を彩る地方と連携した施策に取り組んでいる。

整備イメージ(街区南側より)
整備イメージ(街区北側より)

2022年10月以降は、Torch Tower建設のため利用できるエリアが制限されるが、2027年度の全体街区竣工時を見据えた取り組みや仕掛けを計画している。

TOKYO TORCHの所在地は、東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目。敷地面積約31,400m2、総延べ面積約740,000m2