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海浜幕張駅でヘルメット任意の公道電動キックスクーターシェア
2021年4月28日 14:37
長谷川工業は、千葉市と連携し、電動キックスクーターのシェアリングサービスの実証実験を行なう。経済産業省の新事業特例制度を活用したもので、公道で実施される。期間は4月28日～10月末日。
対象エリアは千葉市中央区および美浜区の一部。エリア内にステーションが6カ所設置され、合計50台のキックスクーターが用意される予定。ますはJR海浜幕張駅や千葉市稲毛海浜公園に設置され、幕張新都心を中心にステーションが拡大される。
利用料金(実証実験のトライアル料金)は、初乗りが10分で100円。以降は1分につき15円。支払いはクレジットカード。利用にあたってはLINEアプリで公式アカウントをともだちに登録し、手続きを行なう。
利用対象ユーザーは18歳以上で小型特殊自動車の免許保持者。普通自動車免許や普通二輪免許でも運転できるが、原付免許では運転できない。
実験に使われる電動キックスクーターは、道路交通法上の「小型特殊自動車」に該当。小型特殊自動車は主に農耕トラクターなどに適用されるもので、長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下で、最高速度が時速15キロ以下となっている。
ヘルメットの着用は任意。走行時は運転免許証の携帯など道路交通法を守る必要がある。交差点での右折は、電動キックスクーターから降りて手押しで渡る。特例制度で提供される電動キックスクーターに限定して、普通自転車専用通行帯(自転車レーン)の走行が可能。
実証実験では、走行の安全性の検証や課題抽出、アンケートなどでの利用ニーズの把握、ビジネスモデルの検証が行なわれる。
