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タグ・ホイヤー、ダイバーズウォッチ「アクアレーサー」刷新
2021年4月8日 13:35
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」の新作として、「アクアレーサー プロフェッショナル300」シリーズ8モデルを発表した。スイス・ジュネーブで開催されているイベント「Watches & Wonders」(ウォッチ&ワンダー)にて公開した。自動巻きの機械式腕時計で、価格は305,000円(税別)~。発売は6月下旬で、トリビュートモデルのみ9月。
タグ・ホイヤーのダイバーズウォッチの最新モデル。アクアレーサーシリーズの原点は1978年に発売された「ホイヤー Ref.844」で、回転式ベゼルや赤い24時間目盛り、光るアワーマーカーなどが特徴だった。以降のモデルでも定番的に、逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リューズ、200m防水、発光インデックス、サファイアクリスタル、ダブルセーフティクラスプといったダイバーズウォッチの機能を装備している。
最新モデルの「アクアレーサー プロフェッショナル300」は、こうした機能をベースに、エレガントと堅牢性を追求。12面カットのベゼルが特徴になっているほか、アワーマーカーは8角形に、リューズは12角形になっており、デザインに統一性を持たせている。また、幅の広い剣型の時針と幅の狭い分針を組み合わせ、暗い環境でも見分けやすくしたほか、夜光塗料もグリーンとブルーが使い分けられている。
全体的なフォルムは薄型になり、軽量化され、堅牢性が強化された。防水性能は300m防水になっている。ラグは短く、ケースのエッジは面取りとポリッシュ仕上げで、洗練された印象を高めた。ムーブメントは自動巻きの「キャリバー5」を搭載。パワーリザーブは38時間となっている。
発表された全8モデルのうち、ケース径43mmのモデルが4つ、ケース径36mmのモデルが3つとなっている。基本はステンレススチール製ケースだが、43mm径にはチタン製ケースのモデルが含まれる。残る1つは、「ホイヤー Ref.844」を現代的なデザインで復刻させたトリビュートモデル。