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ローソン、年末年始は個食惣菜・デザートを強化。自宅・少人数ニーズに対応
2020年12月7日 13:52
ローソンは、全国のローソン、ナチュラルローソンで、年末年始用に個食タイプの惣菜、冷食、デザート、おせちなどを発売する。価格は399円から1,980円(税込、以下同)。
今年の年末年始は、新型コロナウイルスの影響で帰省や旅行が控えられ、「自宅」で「少人数」で、クリスマスやお正月を迎える人が多くなると見込まれる。一方で、近場での「ハレの日」の買い物ニーズも高まっていることから、クリスマスケーキの予約高は前年比110%以上、おせちの予約高は前年比約130%と好調となっている。
特にケーキはホールケーキではなく、詰め合わせや個食タイプが人気。また、おせちも一段重タイプやプレミアム系が人気という。
そのため、個食ニーズと家飲みニーズへの対応をさらに強化。惣菜・酒・デザートなど年末年始向け商品を投入する。
惣菜・冷食は、レンジアップするだけで本格的な味わいを楽しめる「まるっとジューシーからあげ」(399円)、「直火焼き牛タン角切ねぎ塩ダレ」(498円)などを展開。スイーツは、GODIVA監修の「Uchi Café × GODIVA ショコラノエル」(1,500円)、「大きなもち食感モーモーロール」(480円)などのクリスマスやお正月向けのデザートを展開する。おせちには、有名店「野村佃煮」監修の弁当サイズの「京都野村おひとりさま用おせち」(1,980円)を用意する。
「まるっとジューシーからあげ」は、少人数での家飲みの増加により、簡単なおつまみとして提案。また、3月の緊急事態宣言期間から家飲みニーズが高まり、店舗でも酒や珍味などの展開を強化してきたが、その後も「家飲み」が定着。直近の11月でもリキュールが前年比で約4割増、チューハイが1割、クラフトビールが2割増加しているという。
そのため、売り場では、クリスマスシーズンに向けてスパークリングワインの品揃えを強化し、チューハイの素の集合陳列などを実施。一方、今年は人が集まることが避けられることから、小サイズ(280ml)のスパークリングワイン「VIVREスパークリングワイン」(298円)などを強化する。