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視界を限定して集中作業できる「WEAR SPACE」発売。3.5万円
2020年11月20日 10:49
Shiftallは、パナソニックのデザインスタジオ「FUTURE LIFE FACTORY」(FLF)と共同で開発した集中力を高めるウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」の一般販売を11月20日から開始する。価格は35,000円。
WEAR SPACEは、ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンと視界を調整できるパーティションで構成したウェアラブルデバイス。周囲の雑音を低減し、不要な視覚情報を排除することで、オープンな空間にいながらも、瞬時に周囲との境界を作り出し、“心理的なパーソナル空間”を生み出す。
2018年にクラウドファンディングを実施し、2020年6月にリターン(製品のお届け)を開始。クラウドファンディングにより市場ニーズがあることを確認していたが、Work from home (WFH)が一般化により、当初想定していたパブリックスペースだけでなく、「自宅で集中したいが、家族が気になって集中し辛い」というユースケースが見えてきたという。そのため一般販売を決定した。
販路は、ECサイトがアスクル、Amazon、Shiftall直販サイト、二子玉川 蔦屋家電オンラインストア(アスクル、Amazonは近日販売開始)。店舗は二子玉川 蔦屋家電。
WEAR SPACEは、本体側面のパーティションが左右の視界を狭め、周囲の人の動きや光などの視覚情報を遮断。水平視野を約6割カットすることで、目の前の作業への集中を促進する。
ヘッドフォンは密閉型で40mmドライバーを搭載。アクティブノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音や人の会話など作業に不要な音を低減し、集中力を高める。ノイズキャンセリングは周囲の状況に応じて3段階に変更できる。
Bluetoothを備えており、音楽再生にも対応。対応プロファイルはA2DP、AVCRP、コーデックはAAC、aptX。
パーティションとヘッドフォンを一体化することで、一般的なヘッドフォンのヘッドバンドに比べ、頭頂部の圧迫感がない装着感を実現。WEAR SPACEの「空間を着る」というコンセプトを体現した装着スタイルとしている。対応サイズは頭囲54~62cm。また、頭囲の小さい人に向けたヘッドバンドも同梱する。
連続利用時間は約88時間で、充電時間は3~4時間。充電はMicro USB経由で行なう。外形寸法は約220×300×140mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約360g。