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PayPay、ミニアプリをパートナー企業に開放。オープンAPI提供開始

PayPayは、パートナー企業が自社ECサイトやアプリなどに「PayPay」を簡単に導入できる開発者向けツール「PayPay for Developers」で、10月26日からPayPayのミニアプリに関するオープンAPIを提供開始する。

ミニアプリは、サービスの予約や商品の注文、支払いなどのサービスを、パートナー企業のアプリをダウンロードすることなく、PayPayアプリ内で完結できる機能。現在、PayPayモール、PayPayフリマ、タクシー配車、ボーナス運用、お金を借りる、Uber Eatsの6つのミニアプリがPayPay上で展開されている。

このミニアプリをオープンAPI化することで、ミニアプリで自社サービスを展開したい企業側での開発が簡単に可能となり、PayPayをプラットフォームとして活用し、新規顧客獲得や利用者の拡大につなげられる。PayPay側では、決済以外のさまざまなサービスと連携することで、スピーディーに多くの企業のサービスをミニアプリとして提供可能とし、ユーザーの利便性を向上させる。

また、PayPayとYJキャピタル、East Venturesは、スタートアップ企業を対象に、参加企業の成長支援とPayPayのミニアプリ機能拡充を目的とした「PayPay Accelerator Program」を提供開始。10月26日より参加企業を募集する。