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Airレジ ハンディ、客のスマホで注文できる「セルフオーダー」

リクルートは、オーダーエントリーシステム「Airレジ ハンディ」において、店が提示するQRコードを客が読み取り、客自身のスマホでメニューを見ながら注文できる「セルフオーダー」の提供を、7月30日に開始した。

Airレジ ハンディは、iPod touchを利用するオーダーエントリーシステム。店内の着席状況の確認や注文入力等を、店員が店のiPod touchを操作して行なう。

Airレジ ハンディ

セルフオーダーは、客が自身のスマホで注文できるようにしたもの。ハンディに表示もしくは印刷したQRコードを客が読み取り、Webブラウザから注文するスタイルのため、アプリをダウンロードする必要はない。

利用イメージ

セルフオーダーの画面では、商品の画像やおすすめ表示、食べ飲み放題対象商品強調表示が可能。メニュー画面に売り切れ情報を表示して注文の受付を中止することもできる。また、おしぼり、水、会計など注文以外の呼び出しも、メニュー画面から依頼できる。

商品イメージ表示
おすすめ表示
放題メニュー表示
売り切れ反映
注文以外のサービス対応可能

開発の背景には飲食業界の、労働力不足に伴う「お客様に呼ばれてもすぐに対応できない」「お待たせする時間が長くなり、入店をお断りすることがある」など、顧客満足度低下や売上機会損失といった課題がある。

また、コロナ禍において「対面注文による飛沫感染のリスクを軽減したい」「メニューブックなど物理的な接触機会をなくしたい」といった声もあるという。

セルフオーダーは、こういった課題の解消や、ニューノーマルに即した安心・安全なお店づくりにつながるとしている。

導入検討店舗は、Airレジ ハンディWebサイトにある事前登録フォームから、導入相談の事前申込が可能。セルフオーダーの利用には、Airレジ ハンディの導入が必須となる。