ニュース
最大200万円の「持続化給付金」申請開始。約2週間で給付
2020年5月1日 12:31
新型コロナウイルス感染症の影響で売上減少した法人や個人事業者を対象とした「持続化給付金」の申請受付が、5月1日からスタートした。売上が前年同月比で50%以上減少している中小法人や個人事業者に対し、最大で法人は200万円、個人事業者は100万円を給付する。
給付金の申請期間は5月1日から2021年1月15日まで。Web上での電子申請が基本となる。申請後、通常2週間程度で確定した給付額を記した給付通知書を発行し、申請時に届け出た銀行口座に給付金が振り込まれる。
申請手順は、添付書類を準備の上、持続化給付金ホームページの申請ボタンから、メールアドレスなどを入力し、仮登録。入力したメールアドレスにメールが届き、本登録へ進む。本登録においては、IDとパスワードを入力するとマイページが作成され、基本情報や売上額、口座情報を入力。この際、通帳の写しなど書類データのアップロードが必要となる。
必要となる書類は、中小法人の場合は、確定申告書類、2020年分の対象とする月(対象月)の売上台帳等、通帳の写しなど。個人事業主は、確定申告書類、2020年分の対象とする月(対象月)の売上台帳等、通帳の写し、本人確認書の写しなど。詳細や、給付額の算定方式などは、持続化給付金の事務局ホームページで紹介している。
事務局ホームページでは、法人と個人事業主用に、給付額算定シミュレーションのExcelファイルなども公開。また、自身で電子申請が困難な人のために、「申請サポート会場」も開設する予定。開催場所などは追ってホームページで告知予定だが、新型コロナウィルス感染防止のため、事前予約が必要となる。