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イケア×Sonos、家に溶け込むワイヤレススピーカー「SYMFONISK」。1.5万円~
2020年1月29日 12:16
Sonosとイケア・ジャパン(IKEA)は、ランプや多目的シェルフを兼ねたワイヤレススピーカー「SYMFONISK/シンフォニスク」を2月1日より発売する。壁掛けに対応したブックシェルフ型と、テーブルランプ型の2タイプを用意し、価格はブックシェルフが14,990円(税込)、ランプ型が24,990円(税込)。
ワイヤレススピーカーで海外で高いシェアを誇る「Sonos」とイケアがコラボ。SYMFONISKは、家の中に自然に溶け込み、手軽にサウンドを取り入れられるスピーカーを目指して共同で開発した。イケア店舗のほか、オンラインストアでも販売する。
Bluetoothではなく、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)で接続。SYMFONISK以外の既存のSonos製品との互換性があり、2台のSYMFONISKを連携させたステレオ再生にも対応する。また、AirPlay 2にも対応し、iPhoneからのオーディオ再生が簡単なほか、YouTubeを見ながら音だけスピーカーに出すといった使い方が可能。
音声アシスタントは内蔵していないが、Alexaからの操作に対応。また、2020年中にGoogle アシスタントからの操作にも対応予定。
Sonosアプリからお気に入りの音楽を見つけて再生可能。Spotify、Apple Music、Google Play Music、YouTube Music、SoundCloud、Amazon Musicなど50以上の音楽ストリーミングサービスに対応する。
また、Sonosアプリの特徴として、複数のストリーミングサービスを横断した楽曲検索ができる。さらに、複数のSonosスピーカーをアプリ上でグルーピングし、複数の部屋で同じ音楽を再生したり、スピーカーごとに音楽を変えることも可能。
ブックシェルフ型は、外形寸法15×31×10cm、重量2.16kgで、ブラックとホワイトの2色を用意。別売の金具(1,500円)を使って壁掛けに対応し、SYMFONISK本体をブックシェルフとして使えるという。別売の金具を使ってイケアのキッチンレールにも固定できる。
テーブルランプ型の外形寸法は21.6×40.1cm(直径×高さ)、重量3.28kg。カラーはブラックとホワイトで、LED電球はE17。ベッドサイドテーブルやキャビネットにおいて、スペースを節約しながら部屋中をサウンドで満たせる。
ランプシェードは吹きガラスで、職人による仕上げは少しずつ異なっており、製品の個性となる。なお、電球は別売(1,799円)。
IKEAとSonosのコラボレーション
イケアとSonosは、SYMFONISKの商品発表会を開催。Sonosのシニアプロダクトマネージャー サラ・モリス氏と、IKEA Home Smartのデザインを担当するステーパン・べーギチ氏がSYMFONISKについて紹介した。
IKEAの家具のデザインや設置についてのノウハウや、Sonosのオーディオ技術を組み合わせたコラボレーションだが、試作を何度も繰り返すなど、開発はかなり難航したという。
ただし、暮らしにおける音楽の重要性については同意見で、ケーブル1本(電源)だけで音楽を楽しめるシンプルで使いやすい製品で、日本の住宅環境にもフィットすること、さらに価格も抑えていることなどを紹介した。また、IKEAではサステナビリティに配慮しており、パーツ交換による修理に対応するのも特徴という。