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三菱地所、有楽町・常盤橋を重点整備する「丸の内NEXTステージ」

三菱地所は、大手町・丸の内・有楽町エリアにおける2020年以降のまちづくりを「丸の内 NEXT ステージ」と位置付け、2030年までに建て替えやソフト整備に6,000~7,000億円を投資。再構築を推進する。

今後10年では、有楽町エリアと常盤橋エリアを重点的に整備。「丸の内 Re デザイン」をテーマに、イノベーションが生まれ続けるエコシステムの形成に、まち全体で取り組むほか、デジタル基盤を強化する。

発表済みの「丸の内1-3計画」、「東京駅前常盤橋プロジェクト」、「(仮称)内神田一丁目計画」に加え、有楽町エリアでも建替えやリノベーションを推進。再開発計画を通じて総延床面積110万~130万m2を生み出す。

東京駅前常盤橋プロジェクト

有楽町エリアは、文化芸術やMICEを核とした「まちづくりのショーケース」を提案。クリエイティブな活動を中心にハード・ソフトを整備する。

有楽町エリア

常盤橋エリアは、東京駅前の約7,000m2の広場や日本一の高さ約390mの空中庭園などをアピールしていく。

東京駅前常盤橋プロジェクト 街区全体(丸の内側)
広場(東京駅日本橋口から)

また、有楽町から銀座・日比谷、常盤橋から日本橋・八重洲、大手町から神田など3つの周辺エリアとのつながりや広がりあるまちづくりを目指す。地上地下のネットワーク拡充とともに新たな移動手段やモビリティを実証。人流データや店舗の購買データ、気象データなどを蓄積・解析し、建物管理や施設運営の高度化も図る。