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クルマや教育など、低金利な銀行ローンを探せる「クラウドローン」

個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられるプラットフォーム「クラウドローン」が1月23日にスタートする。運営はクラウドローン株式会社。

これまでの銀行融資では、個人向けの接点は住宅ローン以外は少なく、例えばクルマをローンで購入する場合、多くの人はカーディーラーが提携した信販会社のローンを利用していた。より低金利な銀行のマイカーローンも用意されているが、「どの銀行が融資してくれるかわからない」といった課題があった。

クラウドローンは、個人向けの各種ローンを提供する銀行と個人をマッチングするシステム。個人が融資の目的や時期、金額などを登録すると、各銀行がユーザーに融資可能な金額や金利のプランを直接提案してくれるため、ユーザーはより条件のよい融資を見つけられるという。

クラウドローンの仕組み
マイカーローンの例

対応する金融期間は、中国銀行、伊予銀行、スルガ銀行、三重銀行、仙台銀行など。クルマ以外でも、資格取得、英会話など教育ローン、海外旅行、医療費、カメラ・家電の購入などの銀行ローン利用を想定している。

家電ローンの例

なお、クラウドローンの登録は、名前、住所、電話番号などの個人情報は不要。都道府県、家族構成、年収、雇用形態、利用目的などを登録するだけで、3分程度で複数の銀行に対し融資の問い合わせを行なえる。

クラウドローン「銀行マイカーローンの紹介」

通常個人が金融機関に融資の申請を行なうと、各金融機関はJICC(日本信用情報機構)やCIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)に、申請者の信用情報を確認し、申請者がどの金融機関に融資の申請を行なったかが、JICCやCICの信用情報に加えられてしまう。クラウドローンは、登録段階で個人の情報を入力しないため、複数の銀行から融資の提案を受け取っても、JICCやCICの信用情報には何も追記されない。融資を受けるまでは信用情報が更新されないため、信用情報の毀損を回避できるという。