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iPad版Photoshop、「被写体を選択」に対応。選択範囲を自動識別
2019年12月17日 13:52
Photoshop iPad版が「被写体を選択」機能に対応した。11月のAdobe MAXカンファレンスで発表していた機能で、被写体を自動識別し、手間のかかる範囲選択作業をスピードアップできる。
「被写体を選択」は、Adobe SenseiがAIと機械学習により、画像内の被写体を自動的に識別。範囲選択作業を手助けするもの。Photoshop デスクトップ版と同じように機能し、同様の結果を生成することで、iPad版における選択範囲作成を機能面と速度面で大幅に強化する。
また、iPad版とデスクトップ版を使って作成した選択範囲は、他デバイス版のPhotoshopに切り替えても、クラウドドキュメントに保持され、そのまま作業を続行できる。
さらに2020年に向け、毛髪や毛皮のようにトリッキーな被写体の選択をさらに強化し、「一層複雑な画像であっても処理結果にさらなる拡張や調整を加えられるようにする」という。この「被写体を選択」の強化は、デスクトップ版とiPad版の両方で展開予定。
Photoshop iPad版は、フォトプラン 20GB (月額980円)やAdobe Photoshop単体プラン(同2,480円)、コンプリートプラン(同5,680円)の契約者であれば利用できる。