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Twitter、亡くなった人のアカウント削除方針を撤回。記憶する手段を提供

Twitterは、長期間ログインしていないアカウントを削除する方針を一時停止すると明らかにした。

問題の発端は、米国においてアクティブに使われていないアカウントに対して、12月11日までにログインしないとアカウントを削除する旨の告知を行なったこと。この方針が明らかになったことで、「亡くなった人のアカウントが消されてしまう」、「思い出が消されてしまう」といった懸念が各地で表明されていた。

こうした懸念をうけ、Twitter Supportのアカウントが27日に今後の対応策を表明。「人々がアカウントを記憶する新しい手段ができるまで、アカウントの削除は行なわない。我々の見落としだった」としている。

加えて、この施策が欧州のプライバシー規制(GDPR等)に由来するもので、当面はEU圏内から始め、その後拡大していくと説明している。新たな記憶手段の構築や、アカウント削除の開始時期などについては明らかにしていない。