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日経BPと日本経済新聞出版社が統合。日経グループの総合出版会社に

日本経済新聞社は23日、子会社の日経BPとと日本経済新聞出版社を2020年4月1日付で経営統合すると発表した。存続会社は日経BPで、日経グループの出版事業の経営基盤を強化する。両社の書籍出版部門の19年見込みを単純合算すると売上高90億円強、新刊発行点数は年間700点超となる。

日経BPはビジネスや技術、 医療、 生活情報などの分野で、日経出版社は経済書や経営・ビジネス書の分野でそれぞれ質書籍を刊行。経営統合後の日経BPは、デジタル、雑誌に加え、経済の専門書から経営書、ビジネス書、技術・医療専門書、生活実用書、文芸書、文庫・新書、電子書籍、ムック、映像ソフト、カスタム出版まで幅広く手がける日経グループの総合出版会社となる。

統合に合わせて日経BPは「日本経済新聞出版本部」を新設。日経出版社の書籍・電子書籍や映像ソフトなどを編集・制作する機能を引き継ぐ。同本部は新ブランドで経済学の専門書や啓蒙書、経営・ビジネス書などを刊行。日経BPは従来の「日経BP」ブランドとの複数ブランド体制となる。