LINEの仮想通貨取引サービス「BITMAX」開始。LINE Payで入金

LINEのグループ会社のLVCは、仮想通貨取引サービス「BITMAX」を、9月17日より提供開始した。Android版で先行スタートし、「LINEウォレット」タブからアクセスできる。

取り扱う仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)。利用にはLINEアカウントと、日本国内の居住した20歳以上75歳未満が条件となる。BITMAXへの登録は無料だが、日本円の入出金や仮想通貨の出庫に手数料が発生。仮想通貨の売買にはスプレット(買値と売値の差)が発生する。

「仮想通貨において世界最高水準の技術を提供する」(LINE)というBitGoのウォレットを採用するなどセキュリティ対策を充実させ、取り扱う仮想通貨に対しコールドウォレットによる管理を導入。

1,000円以下の少額からでも取引可能で、LINEのシンプルなUI/UX上で取引できるという。また、LINE Payと連携し、LINE Payで本人確認済みであれば、BITMAXでの確認手続きを短縮できる。日本円の入金は、LINE Payからの入金もしくはLINE Pay登録の銀行口座からとなる。

LINEでは、「仮想通貨取引サービスは、まだまだアーリーステージであり、今後拡大していく可能性を持つ領域・LINEは、これまで様々なサービスを安定的に提供し、国内のインターネット事業者の中では最大レベルのセキュリティ対策に関する投資を実施している。仮想通貨においても、安全・安心を最優先に、セキュアで安定的なサービスを提供する」と参入理由を説明している。