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カシオ、F1カーモチーフの「EDIFICE」。トロロッソとコラボ

カシオ計算機は、高機能メタルウオッチ「EDIFICE」より、F1レースで活躍する「Scuderia Toro Rosso」とコラボした薄型クロノグラフ「EQB-1000TR」「EFR-S567YTR」を9月13日に発売する。価格はEQB-1000TRが75,000円、EFR-S567YTRが30,000円。

トロロッソ「STR14」、EQB-1000TR

Scuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロロッソ)は、イタリア北部のファエンツァを本拠地とするレーシングチーム。カシオ計算機では、チームの持つ躍動感、マシンに注ぎ込められた技術、スピードを追い求める情熱が、EDIFICEの世界感と相通ずるとして、2016年よりオフィシャルパートナーとなっている。

EQB-1000TR、EFR-S567YTRは、Scuderia Toro Rossoの2019年用マシン「STR14」をモチーフとして、ボディに用いられているブルー、レッド、シルバーの3色を基調にカラーリング。

EQB-1000TRの時計全体、EFR-S567YTRの文字板には、それぞれチームカラーを象徴する青地に赤いラインをレイアウトしている。両モデルとも、ベゼルとインダイアル以外の文字板全体には、レーシングカーに欠かせないカーボン素材を採用。モータースポーツの精悍さを表現したという。

EQB-1000TR
EFR-S567YTR

文字板と裏蓋にはチームロゴを、9時位置のインダイアルにはチームを象徴する牛のイラストをあしらっている。Scuderia Toro Rossoの世界観を随所に散りばめた特別感のあるモデルに仕上げたとしている。

インダイヤル EQB-1000TR(左)、EFR-S567YTR(右)

EQB-1000TRのベースモデルは、タフソーラーやスマートフォンリンク機能を搭載した「EQB-1000」。ベゼル全体にカーボンを積層したパーツを採用。青地に赤いラインがポイントのバンド素材には、CORDURAファブリックを使用したケブラー繊維インサートクロスを用いることで、軽さ、フィット感、耐久性を高めたという。

Bluetooth low energy対応で、スマホアプリと連携して正確な時刻修正が行なえる。ワールドタイムも設定可能で、メインとインダイヤルの2カ所に表示する時刻を約300都市から選べ、世界を転戦するScuderia Toro Rossoをサポートする。

また、ラストラップインジケーターを搭載。前回のタイムとの差を-5から+1秒の範囲でインダイアルに指し示す。計測結果をスマホアプリに転送し、1/1,000秒単位で200本記録でき、レース時の詳細なラップタイムの管理にも利用できる。

外形寸法は49.9×45.6×8.9mm。重量は約62g。使用電源はタフソーラー、連続駆動時間はパワーセービング状態で約19カ月。

EQB-1000TR 専用パッケージ

EFR-S567YTRのベースモデルは、メタルバンドの「EFR-S567YD」。メタルベゼルの上面にカーボンのプレートを装着し、文字板にはチームを象徴する赤い縦のラインをデザイン。風防にはサファイアクリスタルを用い、ハードな使用シーンでも傷つきにくく視認性を確保する。

外形寸法は50.5×45.6×9.5mm。重量は約143g。使用電源はSR927SW、電池寿命は約5年。

EFR-S567YTR 専用パッケージ