楽天LIFULL STAYが「民泊物件.com」掲載物件の民泊運用代行

楽天LIFULL STAYとスペースエージェントは、民泊の運営希望者に向けたサービスにおいて提携することを発表した。不動産ポータルサイト「民泊物件.com」で一定の条件を満たした物件の運用代行を楽天LIFULL STAYが請け負う。

民泊物件.comは、スペースエージェントが運営する民泊可能物件に特化した不動産ポータルサイト。今回の提携で、楽天LIFULL STAYが定めた条件を満たした物件に対して、同社が運用代行を請け負うことを掲載し、民泊の運営希望者による事業参入を促進する。

運用代行を希望する事業者は、民泊物件.comを通じて楽天LIFULL STAYと詳細条件を調整した上で、運用代行を委託できる。民泊運営希望者に対して物件探しから運用代行の選定までをワンストップで提供し、事業者のニーズに合った民泊物件を供給するとしている。

住宅宿泊事業法の施行以降、民泊事業者による届出件数と民泊利用者は増加している。一方で、民泊関連のサービスを提供する事業者にとって、民泊に適した物件選定や民泊事業運営ノウハウの不足を補うことが課題となっている。両社は事業者が民泊運営に参入しやすい環境を目指す。