ニュース

軽減税率・キャッシュレス化へ向け「総決起大会」。全国8カ所で説明会

経済産業省と中小企業庁は、軽減税率制度への対応やキャッシュレス化の推進に向けた「軽減税率・キャッシュレス対応推進フェア」を開催する。東京会場では4日「軽減税率・キャッシュレス化 総決起大会」として、世耕弘成 経済産業大臣らが、キャッシュレス化の推進に向けた意気込みを語った。

軽減税率・キャッシュレス対応推進フェアは、10月の消費増税や軽減税率導入に向け、中小企業の経営に役立つ講演やレジメーカーやキャッシュレス決済事業者によるブース出展、補助事業の申請説明などを行なうもので、全国8カ所で実施する。第1弾となる東京会場は、6月4日と5日に東京国際フォーラムホールEで開催される。

世耕弘成 経済産業大臣は、10月の「軽減税率対応」と、キャッシュレス決済でポイント還元する「キャッシュレス・消費者還元事業」の2つに省を上げて取り組む姿勢を強調。軽減税率対応は、一定の理解はされているものの、導入まであと3カ月と期間も迫っており、関連団体への協力と推進を呼びかけた。

キャッシュレス・消費者還元事業については、「事業者と消費者の双方にとって恩恵ある取り組み。令和の時代を迎えた日本経済、社会の礎になる重要な取り組み。関係者の総力を結集して、多くの事業者の挑戦を全力で応援していく決意を表明する」と語った。

レジメーカーや決済事業者などがブース展開している他、国税庁による軽減税率制度の説明や、各社のセミナー、補助金についての説明会なども展開。広島、大阪、福岡、高松、札幌、名古屋、仙台の全国8カ所で順次展開する。