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東京五輪チケット申込受付は今春から。半数以上が8,000円以下

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、東京2020大会オリンピック公式チケットの販売概要を発表。2019年春に、東京2020大会公式チケット販売サイトで抽選申込を開始する。

販売スケジュール

2019年春に抽選申込を開始する公式チケットには、「一般チケット」、「車いすユーザー向けチケット」、「東京2020みんなで応援チケット」がある。

一般チケットは17日間にわたる33競技を販売。A席からE席まで最大5種類を設定。開閉会式のチケットは12,000円から30万円。競技の一般チケットは2,500円からで、チケット全体の半分以上が8,000円以下。最も高いのは、陸上競技 午後決勝(男女)で13万円。

車いすユーザー向けチケットは車いすユーザーと同伴者用のチケット。東京2020みんなで応援チケットは12歳未満の子ども、60歳以降のシニア、障がいのある方を1名以上含む家族やグループを対象とした、グループ向けの観戦チケット。

申し込みは東京2020大会公式チケット販売サイトのみで受付。抽選結果発表は6月以降で、その後購入手続き期間に入る。現金決済の場合は手数料432円(税込)/件、Visa決済では0円。秋から冬には、先着順販売が開始される。これらの期間に購入したチケットが届くのは、2020年5月以降を予定。

また、海外在住者を対象とした海外販売は春以降、東京2020組織委員会が指定する各国の公式チケット販売事業者が販売する。

公式チケット販売サイトでチケットを購入する際には、TOKYO 2020 IDの登録が必要。登録すると、メールマガジン等を通じてチケット情報を含む、大会関連情報が配信される。

TOKYO 2020 ID 登録手順

なお、2018年12月に「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」が成立し、6月14日に施行される。オリンピック・パラリンピック大会のチケットの不正転売は、法律によって禁止される。