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楽天証券がNISAの「即日買付制度」に対応。約22日早く取引開始できる
2018年12月12日 12:59
楽天証券は、2019年1月開始となる「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応する。これにより、NISA口座の申込から取引開始(商品買い付け)を最短で当日中に行なえるようになり、「これまでより約22日早くNISAによる資産運用を始められる」という。
NISA(ニーサ)は、毎年決まった非課税投資枠が設定され、上場株式や投資信託の配当金(分配金)、値上がり益が非課税になる制度。年間投資上限額120万円で非課税期間5年の「一般NISA」と、年間上限40万円で非課税期間20年の「つみたてNISA」が用意されているが、いずれも即日買付制度の対象となる。
NISA口座の開設には、税務署での確認などが必要なため、現在は申込みから取引開始まで時間が必要で、税務署での審査は約1~2週間となっている。しかし2019年1月からは、NISA口座での「即日買付制度」がスタートし、これに楽天証券が対応。口座開設時に必要な本人確認書類をウェブサイトで提出することで、申込から取引(商品の買付)までを、最短で当日中に行なえるようになり、従来より約22日早く、NISAでの資産運用を始められるという。
即日買付制度は2018年12月29日から受付申込を開始する。
楽天証券では、NISAでも楽天スーパーポイントでの投資信託購入が可能なことや、楽天カードでのクレジットカード支払いによる投資信託積み立て対応なども訴求している。