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ウイルスを水や二酸化炭素に分解。首かけ携帯型空気清浄機
2018年12月6日 18:29
関西電力、NDE、カルテックの3社は、高効率光触媒技術を活用した首かけ携帯型空気清浄機を開発。NECフィールディング、デンソーの商流を活かし、6日より販売する。
本体サイズは97×75×23.5mm(横×縦×厚さ)、重さは100g。駆動時間は最大8時間で、充電時間は最大5時間。
携帯型空気清浄機は、光触媒技術を採用。光触媒(TiO2フィルタ)に光があたることで、空気中に存在するウイルスなどの有害物質を、水や二酸化炭素などの無害な物質に分解できる。さらに、フィルタ方式の空気清浄機と比べてメンテナンスが容易としている。
加えて、採用されている技術は従来の光触媒技術と異なり、NDE特許技術により、分離した電荷が再結合しにくいため強力な抗菌力を発揮するという。
また、本清浄機を構成する反応器、送風機、空気流路の各パーツの小型化および配置を工夫することで、小型軽量のサイズを実現。これにより、首かけ名札型として携帯し、顔周辺の空間に清浄な空気を送ることを可能とした。