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家庭の太陽光発電の余剰電力がWAONポイントになる。中部電力とイオン
2018年11月12日 15:21
中部電力とイオンは、太陽光発電による再生可能エネルギーの固定価格での買い取りが終了する人向けに、余剰電力の提供で「WAONポイント」がもらえる新サービスを行なうことで合意した。サービスの開始は2019年11月を予定。サービス提供エリアは中部エリア。
中部電力は、2019年11月以降、再生可能エネルギーの固定価格での買い取りが順次終了していくことを踏まえ、家庭で発電した電気を様々な形で取り引きできる「これからデンキ」のサービス提供に向けた準備を進めている。
今回合意したサービスはこれからデンキのサービスのひとつで、家庭の太陽光発電による余剰電力を中部電力が募り、電力を提供した人に、その量に応じたWAONポイントをプレゼントするというもの。WAONポイントを、イオンの電子マネー「WAON」に交換することで、イオングループ内外のWAON加盟店で買物などに利用できる。
イオンは、「イオン 脱炭素ビジョン2050」を掲げ、目標のひとつとして2050年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロにすることを目指すとしている。また中間目標を、2030年までに店舗で排出するCO2を総量で2010年比35%削減することとし、各種施策を展開している。中部電力から同電力の提供を受け、店舗運営のCO2排出量削減の施策として活用する。
両社は、それぞれのもつ資源を活用し、利用者へのよりよいサービスの提供に努め、再生可能エネルギーの利用を拡大することで、脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいくという。