押す・引くに連動してパワーアシストする電動台車「LUXST」。手を離すと止まる

昭和飛行機工業は、電気モーターでパワーアシストする電動アシストキャリアカー「LUXST(ラクスト)」を10月17日より発売した。モーターを搭載し、重量のある荷物を移動できる電動台車で、最大積載量600kgのLUXSTの価格は88万円、1,000kgのLUXST-1000は128万円。

LUXST

物を運ぶあらゆる場面で利用可能で、作業現場の負荷を軽減するという電動アシストキャリアカー。

特徴は、押す・引くという操作に対して、モーターでパワーアシストするという仕組みで、内蔵する歪みセンサーが進みたい方向や動かしたい速さ(強さ)を感知し、アシストするため感覚的に操作できるという。

LUXST-1000

安全にも配慮し、ハンドル部のレバーを握るとブレーキが解錠され、アシスト機構が作動。うっかりハンドルから手を離した場合でもブレーキが作動し、自動で停止する。

前進/後退切替スイッチやスピード調整アクセルはなく、誤操作などの事故も軽減できるという。運転のための免許や資格も不要。

最大積載量600kgのLUXSTは、出力240Wのモーターと24Vのバッテリーを各1基搭載。車体寸法は640×1,140×990mm(幅×奥行き×高さ)、重量は90kg。

最大積載量1,000kgのLUXST-1000は、出力240Wのモーターと24Vのバッテリーを各2基搭載。車体寸法は805×1,400×990mm(幅×奥行き×高さ)、重量は130kg。