ニュース
「macOS Mojave」提供開始。ダークモードやファイルの自動グループ化など
2018年9月25日 15:52
Appleは、macOSのバージョン10.14である「Mojave(モハベ)」を25日より無料で提供開始した。
Mojaveではダークカラーを基調として彩る「ダークモード」の搭載や、デスクトップファイルを種類別に整理する「スタック」、Finderの“ギャラリー”表示対応など、さまざまな機能を搭載する。
ダークモードは、コンテンツを目立たせ、より目に優しい暗配色にデスクトップを変化させるもの。照度を落とした部屋や飛行機の中など、暗いところで仕事をするときに特に便利という。メール、メッセージ、マップ、カレンダー、写真など、Macに最初から入っているアプリケーションが対応しているほか、サードパーティのアプリでも対応している。
スタックは、ファイルを画像、プレゼンテーション、PDFやテキスト文書といったファイルタイプに基づいてグループに自動的にまとめる機能。散らかっていたデスクトップを素早く整頓できる。
時間帯によって背景画像を変化させる「ダイナミックデスクトップ」やFinderの新しいギャラリー機能なども装備。ギャラリー表示により、ユーザーは複数のファイルに視覚的にすばやく目を通すことができるほか、プレビューパネルでファイルのすべてのメタデータを表示できる。
またスクリーンショットのビデオ録画やiPhoneをMacからコントロールしてカメラとして使う「連携カメラ」などの機能も搭載した。