from Impress

バナーやSNS画像のデザインは「Figma」が便利! 初心者向け解説書を丸ごと公開

みなさんは「Figma」(フィグマ)というデザインツールをご存じですか? Figmaは、主にWebサイトやスマートフォンアプリのUIデザインに用いられているツールです。WebブラウザーおよびWindows/Macで利用でき、誰でも無料で使い始めることができます。

デザインツールというと、PhotoshopやIllustratorなどの専門的なツールが思い浮かんだり、「デザイナーなどの限られた人が使うもの」といったイメージがあったりするかもしれません。しかし、Figmaは使い始めるためのハードルが低く、多くの人がデザインに取り組むことを可能にしてくれる、とても魅力的なツールなのです。

ここでは、Figmaの魅力とデザイナー以外の人にもオススメといえる理由を、書籍『はじめてでも迷わないFigmaのきほん やさしく学べるWebサイト・バナーデザイン入門』の担当編集者・水野純花が紹介します。

8月18日から20日までの期間限定で、本書の全文を無料公開しています。「Figmaが気になっている」「仕事に使ってみたい」といった人は、この機会に試し読みしてください。

キャンペーン特設ページ

無料で使えて、ファイル管理や共同編集も簡単

Figmaの魅力はたくさんありますが、代表的なものを3つ挙げると以下のようになります。

  • 無料で利用できる
  • ファイル管理や共同編集が簡単
  • プラグインが豊富

1つ目は、何といっても「無料で利用できる」ことです。Figmaにはいくつかのプランがありますが(有料プランは月額1,800円・税別から)、そのうちの「スタータープラン」は無料となっています。共同編集時のファイル数などに制限があるものの、個人での利用やお試しで使うぶんには十分です。

Webブラウザー版であれば、Figmaの公式サイトにアクセスしてアカウントを作成するだけで、すぐに利用を始められます。Windows/Macのデスクトップ版でも、インストールして同じアカウントでログインすれば使えます。

Figmaのアカウントを作成すれば、無料ですぐに利用できる

2つ目の魅力は「ファイル管理や共同編集が簡単」なことです。Figmaはオンラインベースのツールなので、作成したデザインファイルは常にWeb上に保存されます。従って、パソコンのローカル環境でファイルを管理する必要がありません。

例えば、Webブラウザー版のFigmaで作成したファイルを、同じアカウントでログインしているデスクトップアプリ版ですぐに開くことができますし、異なるパソコン間でも作業内容が自動的に同期されます。

さらに、ほかの人とデザインを共同編集したいときには、リンクを発行するだけでファイルを共有できます。デザインをいったん画像として保存して、それをメールやチャットに添付して……という手順を踏む必要がなく、チームでの作業をスムーズに進められます。

ファイルのリンクを発行すれば、すぐに他のユーザーとの共同編集が可能

最後に、3つ目の魅力として「プラグインが豊富」であることが挙げられます。プラグインとは、Figmaでの作業をサポートする機能を自由に追加できる仕組みで、世界中のFigmaユーザーによって開発・公開されています。いわばChromeの拡張機能のようなものです。

例えば、ストックフォトサービス「Unsplash」のプラグインを追加すると、Unsplashが提供している美しい写真素材をFigma上で検索し、デザインファイルにそのまま配置できます。Webサイトからダウンロードする必要がないので、より効率的に作業を進められます。

Figmaのプラグインはコミュニティで探すことができ、多くは無料で提供されている

デザイナーでなくてもバナーやSNS画像が作れる

Figmaの代表的な魅力を3つ紹介しました。ここで注目してほしいのが、前述の魅力はデザイナーにはもちろん、そうではない一般のビジネスパーソンにとってもメリットが大きいということです。

現在では、Instagram広告のバナーやYouTube動画のサムネイルとして使う画像をはじめ、ビジネスにおいてデザインを必要とする場面が多々あります。こうしたデザインの制作をその都度、デザイナーに発注できればいいのですが、そうもいかないこともあるでしょう。

そのようなときにFigmaを使えば、バナーやSNS画像のデザインを自分の手で進めることが可能です。プロのデザイナーのような知識やノウハウがなくても、Figmaのように優れたツールさえあれば、ある程度は体裁の整った必要十分なデザインを、誰でも作り上げることができます。

『はじめてでも迷わないFigmaのきほん』では、バナーやSNS画像のほか、プレゼン資料、名刺を作例として取り上げ、実際にFigmaでデザインを制作していく手順を詳しく解説しています。WebサイトやアプリのUIデザインといった本格的な作例も登場し、はじめてFigmaを使い始める人でも、迷わずひと通りの操作をマスターできるように構成しています。

YouTubeのサムネイルなどを作例として、実際にデザインを作成する手順が分かります

本書の執筆と作例のデザインは、X(旧Twitter)のフォロワー数が3.5万人を超える現役デザイナー「もち」氏によるもの。アパレル系ブランドのデザインやレストランサイト、フィットネスアプリなど、バラエティーに富んだ作例を収録しているので、興味がひかれた作例をまねしながら、Figmaの基本操作を覚えていくのもいいでしょう。

このたび、「Figmaを使ってみたい!」という人々を応援するため、『はじめてでも迷わないFigmaのきほん』の全文無料公開を行ないます。8月18日(金)~20日(日)の3日間限定なので、ぜひこの機会に本書を試し読みして、みなさんのFigmaデビューに役立ててください。

キャンペーン特設ページ 実施期間:2023年8月18日(金)~20日(日)

はじめてでも迷わないFigmaのきほん

・定価:2,750円
・ページ数:272ページ
・サイズ:B5変形判
・著者:もち

内容
Chapter_01 Figmaについて学ぶ
Chapter_02 Figmaの基本操作を学ぶ
Chapter_03 Figmaで共同作業を行う
Chapter_04 Figmaで使えるリソースを知る
Chapter_05 Instagram広告を作成する
Chapter_06 YouTubeのサムネイルを作成する
Chapter_07 プレゼン資料を作成する
Chapter_08 名刺を作成する
Chapter_09 Webサイトのデザインを作成する
Chapter_10 UIデザインを作成する

インプレス 水野純花