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PayPay、デビットカード的な支払い方法「PayPay銀行残高」

PayPayは新たな支払い方法として、「PayPay銀行残高」を4月15日に開始した。PayPay銀行アプリから利用可能で、アプリに搭載された「PayPay」の決済画面から決済すると、PayPay銀行の円普通預金口座の残高から決済金額が即時に引き落とされる。

機能追加に伴い、PayPay銀行アプリに「PayPay」の支払いアイコンを設置。アイコンをタップすると紺色の決済画面が表示される。店舗側がスマホに表示されたコードをスキャンする方法と、ユーザーが店舗に設置されたQRコードを読み取る方法の両方に対応する。

決済金額は直接PayPay銀行の円普通預金口座の残高から引き落とされるため、チャージの手間がかからないという特徴を持つ。ただし、定常特典「PayPayステップ」のカウントならびに利用特典は付与対象外。

一方、普段使わないお金はPayPay銀行に預金し、支払時だけPayPay銀行から直接PayPayで支払うため、「効率的に利息を受け取れる」と説明。「PayPay銀行だけが提供できる『おトク』と『使いやすさ』」とアピールしている。

取引履歴はPayPayアプリ、PayPay銀行アプリどちらでも確認可能。PayPayアプリの取引履歴やPayPay銀行アプリの利用明細で、加盟店名や利用日時、利用金額を確認できる。

なおPayPay銀行残高は、PayPayの本人確認(eKYC)済で、PayPay銀行の円普通預金口座を保有するユーザーが利用できる。