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みずほ、両替手数料値上げ 旧券・旧貨・記念貨取扱手数料新設

みずほ銀行は、窓口における円貨の両替および金種指定払戻に係る手数料、両替機を利用した場合の手数料を7月1日に改定する。また同日、旧券・旧貨・記念貨取扱手数料を新設する。

窓口での取引については窓口両替および金種指定払戻において、取引した紙幣・硬貨の枚数が1~10枚の場合、みずほ銀行口座を持つ顧客は従来と変わらず無料で利用は1日1回限り、口座を持っていない場合は従来の550円から770円へ値上げする。

11枚以上は口座所有の有無に限らず、11~500枚が550円から990円へ、501枚以上が1,320円(以降、500枚ごとに660円)から1,980円(以降、500枚ごとに990円)へ値上げする。

窓口での取引

両替機での取引については、みずほ銀行のキャッシュカード利用の場合は従来と変わらず、1~10枚は無料で同日中に2回目以降の取引は利用不可、11~1,000枚は利用不可。

両替機利用カード利用の場合は、従来は1~10枚が1回目は無料、2回目以降300円、11~500枚が400円だったが、1~500枚が一律で500円となる。501枚以上は800円から900円へ値上げする。

両替機での取引

なお取扱枚数の算出基準は、窓口は持参(両替前)の枚数と持ち帰り(両替後)の枚数のいずれか多い方、両替機は持ち帰り(両替後)の枚数。

旧券・旧貨・記念貨取扱手数料に関しては、事務負担等があることから新設する。「旧券・旧貨」とは日本銀行Webサイトの「現在発行されていないが有効な銀行券・貨幣」、「記念貨幣」とは財務省Webサイトの「記念貨幣一覧」に掲載のある貨幣を指す。ただし、「取扱手数料対象外の紙幣・貨幣一覧」に記載の紙幣・貨幣は本取扱手数料の対象外。

取扱手数料の対象となる取引は、入金取引、両替取引、振込取引。手数料は100枚まで990円、以降100枚ごとに990円加算。手数料は入金などを行なう紙幣や貨幣とは別に用意する必要がある。

旧券・旧貨・記念貨取扱手数料