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阪急神戸線、武庫川橋梁上に新駅 31年度開業
2025年4月10日 18:48
西宮市と尼崎市、阪急電鉄は、阪急神戸線 武庫之荘駅~西宮北口駅間において新駅の設置事業に着手した。2031年度末の開業を目指す。2022年11月1日に三者で基本合意書を締結し、事業計画の検討や関係者協議等を進めていたもので、今回、事業の概要や施工者などに関する基本協定書が締結された。
設置箇所は、阪急神戸線 武庫之荘駅~西宮北口駅間(約3.3km)の武庫川にかかる橋梁上で、武庫之荘駅から約1.6km、西宮北口駅から約1.7kmの位置。駅の設備としては、上下線各ホーム(8両編成対応)2面、西宮市側改札口、尼崎市側改札口、その他駅舎施設・設備等が整備される。新駅設置に合わせ、西宮市側と尼崎市側の改札口付近に自転車駐車場等も整備予定。
今後は、2025年度から詳細設計に着手し、鉄道事業法にかかる事業基本計画変更や鉄道施設変更等、工事着手に向けた各種手続きを進め、2026年度から新駅設置工事に本格的に着手する予定。整備費用は約86億円。