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完全無人書店「ほんたす」、新神戸駅改札前に6月オープン
2025年3月31日 11:39
日本出版販売(日販)は、完全無人書店「ほんたす しんこうべ」を、6月下旬(予定)に市営地下鉄新神戸駅北改札前に開業する。
ほんたすは、LINEの会員証のQRコードにより入店し、会計はセルフレジによるキャッシュレスでユーザー自身が行なう完全無人の書店。23年9月に東京メトロ銀座線・南北線 溜池山王駅構内にて1号店をオープンした。
ほんたす しんこうべは、店舗運営省人化ソリューション「ほんたす」の店舗セキュリティや運営オペレーションなど独自ノウハウをフルパッケージで導入。ほんたすとして関西初出店で、完全無人での営業は全国2店舗目となる。
新神戸駅改札前への出店は、神戸市の外郭団体であるこうべ未来都市機構との共創で、神戸市による新神戸駅周辺の再整備の取り組みの一環。神戸市は駅周辺再整備の目的の1つとして、「玄関口としてふさわしい空間の創出」を掲げている。また、「世界をひろげる、ほんとの出会い。」をテーマに本の文化振興に取り組んでいる。
こういった背景から、本を起点により豊かなまちづくりに貢献するという日販の理念と神戸市の意向が合致し、ほんたす しんこうべの出店が決まった。
ほんたすは「ふらっと、サクっと、旬を手に。」をコンセプトに掲げているが、しんこうべではこれに加えて、“神戸の情報発信拠点”として「今気になる・今ほしい」に特化した最旬の品揃えとレコメンドを提案するとしている。
本だけではなく、神戸の人気観光スポットと連携した雑貨商材や同店限定オリジナル雑貨の販売も予定。新神戸近隣在住者・在勤者だけではなく、観光客にも対応できる書店を目指す。
出店場所は神戸市営地下鉄西神・山手線新神戸駅構内 北改札口出てすぐ。売場面積は20坪。