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JR東日本、新たなデジタルアプリ「JRE WALLET」開始
2025年1月27日 07:00
JR東日本は、Suicaを同社グループ外のデジタルサービスなどと連携するための新たなアプリ「JRE WALLET」を開始した。1月14日からiOSアプリを提供開始し、24日からはAndroidアプリも公開している。
JRE WALLETは、利用者のクーポンやチケットなどの資産を一元管理できる新アプリ。「JRE WALLET」アプリにモバイルSuicaを連携すると、Suicaの使用履歴に基づいたクーポンが届く。クーポンは買い物やサービスに活用できるほか、友達に渡したり、受け取ったりできる。
また、ユーザーがアプリにモバイルSuicaの情報を登録することで、共創サービスに対して、同意の上でSuicaの利用状況などの情報が提供される。共創/連携する企業は、ユーザーのSuica利用状況からそれぞれに応じたサービスや体験価値を提供していく。この機能は後日開始予定。
27日時点では、アプリを開いて、JRE WALLETのユーザー登録を行なうことで、モバイルSuicaの紐づけなどが可能となっている。また、アイテムとしてクーポンや証明書、チケットなどを管理できるほか、QRコード読み取り用のカメラや送信・受信などのメッセージ機能を有している。
2024年12月のサービス発表時には、活用例として「特定の期間内にSuicaで山手線全駅を利用することで連携するゲーム内でのリワード(報酬)を獲得できる」といった施策や、「Suicaでよく利用される駅や地域に関するお得な情報を得られる」といったサービスを紹介していた。