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大崎・五反田の再開発名称「大崎リバーウォークガーデン」に
2025年1月23日 14:43
東急不動産は、大崎駅と五反田駅の中間に位置する約1.6haの区域を整備する「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」について、街区名称を「「大崎リバーウォークガーデン」に決定した。2027年の竣工を予定している。
地上20階建て(高さ104m)の業務棟、40階建て(高さ150m)の住宅棟、約1,500m2の公園で構成される再開発事業。業務棟は店舗とオフィスを整備し、住宅棟は環境先進マンション「ブランズタワー大崎」を構える。
地域のシンボルである目黒川に面した公園・広場空間を整備することで、魅力ある親水空間を創出するという。
公園には、地域に不足する機能を補完し、セントラル広場での菜園プログラム、木々に囲まれた屋外ワークスペース等を備える。住民、ワーカー、来街者のウェルビーイングな暮らしをサポートする。
開発コンセプトに「ボーダレススタイル」を掲げ、職住機能と公益施設などが点在する周辺エリアにおいて、各機能を結びつけて新たな価値を生み出す。街区全体を庭のように自由に利用することで、多様なライフスタイルがボーダレスにつながってほしいという想いを込めた。
ロゴマークは、上部の緑が公園、住宅棟、業務棟の3敷地、下部が目黒川、白いラインがリバーウォークの遊歩道を表現している。
また、本事業では、米国の環境認証制度「SITES」のプレ認証を取得。屋外環境に特化した認証制度で、生物多様性保全、水資源保全、省エネルギー、資源循環、健康増進、教育といった多面的な要素が評価された。特に、目黒川に近接する立地を考慮し、雨水の流出量を抑制するグリーンインフラを導入。地域の防災に貢献し、地域振興にも寄与しているという。
業務棟の敷地面積約9,210m2、延床面積約69,070m2。住宅棟の敷地面積は約4,440m2、延床面積約43,200m2。公園の面積は約1,500m2。
新フラッグシップ「ブランズタワー大崎」
住宅棟のブランズタワー大崎は、環境先進マンション「BRANZ(ブランズ)」の新たなフラッグシップ物件。都市と自然の豊かさを共存させた新たなライフスタイルを提供するとしている。
人は自然との繋がりを本能的に求めるという「Biophilia(バイオフィリア)」の考え方をベースにしており、屋内外問わず共用空間を計画する。外構の緑とつながる共用部2階のグランピングテラスでは、キャンプ道具を用いて目黒川の桜を眺めるBBQ等が可能。
共用部内部の植栽は、空間ごとに人の過ごし方に応じた植物配置を計画している。住戸の専有部内においても観葉植物の販売、コーディネート、入居後の育成相談を予定し、街区全体の外構から共用部、専有部まで、緑に囲まれた暮らし提供する。
物件は地上40階建て、地下1階建てで、総戸数は389戸(地権者住戸149戸含)。間取りは1L~3LDK。住戸占有面積は30.02m2~282.57m2。敷地面積は4,438.64m2。引き渡し時期は2027年8月を予定している。
所在地は東京都品川区東五反田二丁目701番。アクセスは、JR山手線「大崎」駅徒歩5分、「五反田」駅徒歩7分。