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ソフトバンク、スマホ保護ガラス+アプリで裸眼立体視「トビデル」
2024年9月5日 00:00
ソフトバンクは、スマートフォンの専用保護ガラスとアプリを組み合わせ、裸眼で立体的な画像・映像が楽しめるサービス「トビデル」の提供を開始した。対応機種はiPhone 15/15 Pro。専用保護ガラス「トビデル 3D 保護ガラス」の公式オンラインショップでの価格は7,200円。アプリは無料(一部コンテンツは有料)。全国のソフトバンク取扱店で販売する。対応機種はAndroidスマートフォンを含めて拡大を検討している。
専用保護ガラスを貼ったスマートフォンと「トビデル」アプリを組み合わせ、写真や動画を裸眼で立体的に観られるというサービス。保護ガラスはレンチキュラーレンズの仕組みを採用しており、ユーザーが撮影した写真や動画をアプリで変換して表示した場合、画面の中に奥行き感じられる立体的な見え方が楽しめる。
iPhone 15 Proの空間ビデオで撮影したコンテンツにも対応し、立体感がよりしっかりと感じられる見え方になる。またトビデルアプリで用意される専用コンテンツは、錯覚を利用して画面から飛び出すように見えるものもある。
保護ガラスを貼った画面は、わずかにギザギザ感が出るものの、そのまま通常の利用が可能。表面硬度9H、防汚、防指紋など一般的な保護ガラスとしての性能も備える。
専用アプリ「トビデル」はAIを搭載。ユーザーが撮影した写真や動画には、深度推定AIモデルで深度情報を加え、アプリで立体視できる3Dコンテンツに変換する。またAIアイトラッキング機能も搭載されており、インカメラでユーザーの瞳の位置を検出、最適な3D表現になるようリアルタイムに調整する。
「トビデル」アプリでは、ユーザーが撮影したコンテンツの3D再生のほかに、3D表現を活用するオリジナルコンテンツを多数用意するのも特徴。アーティストやお笑い芸人などによるコンテンツが無料で見られる。サービス開始時点では「なにわ男子」「ぼる塾」「ジェラードン」「FANTASTICS」「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS」「GENERATIONS」「THE RAMPAGE」などがラインナップされる。
また、一部の有料のコンテンツについては、物理的なコンテンツカード(POSAカード形式)で販売する。ソフトバンク取扱店で発売し、数量限定。サービス開始時点ではLDH所属アーティスト5組、計7種類のコンテンツカードがラインナップされる。なお、有料コンテンツについては2024年度内にアプリ内課金での販売も予定している。