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パスポート、偽造対策強化し「2025年旅券」に マイナポータル申請は100円引

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政府は21日の閣議で、旅券法施行令の改正を決定した。偽変造対策を強化した新型旅券(2025年旅券)を導入するほか、新規申請のオンライン申請開始にあわせて、「マイナポータル」利用で都道府県の手数料割引を行なう。

同政令は、2025年3月24日に施行。施行後は、旅券の盗難・悪用防止や偽変造対策を強化するため、新型旅券「2025年旅券」を集中的に作成する。

また、現在は旅券の更新(切替申請)は、マイナポータルからのオンライン申請に対応しているが、'25年3月24日以降は、「新規申請」もオンライン申請受付が全都道府県で開始される。これにあわせて、都道府県分の手数料の標準額を、現在の2,000円からオンライン申請の場合1,900円に引き下げる。一方、書面申請の場合は2,300円に引き上げる。具体的な都道府県手数料は、標準額を受け、各都道府県の手数料条例において規定される。