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ChatGPT、学習「オフ」でもチャット履歴を利用可能に

OpenAIは30日、ChatGPTの無料版とPlusユーザーの「データ コントロール」機能を更新した。

従来は、入力情報のモデル改善のためのトレーニングへの同意を「ON」にしないと、チャット履歴が保存されなかったが、「OFF」でもチャット履歴が利用できるようになる。設定は[Setting]→[Data Control]-[Improve the model for everyone]から行なえる。

これにより、ChatGPTにおける会話情報を学習に提供せずに、履歴をあとから確認できるようになる。なお、以前にオプトアウトしていた場合、その選択はそのまま残る。

あわせて、履歴を残さない1回だけのチャット[Temporary Chat]も開始している。ChatGPTのモデル選択(GPT-4/GPT-3.5)とともに、Temporary Chatを選択できる。