ららぽーとTOKYO-BAY、北館建替え着工　25年秋再開業

三井不動産は、千葉県船橋市で推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY 北館建替え計画」について、I期の建築に着工した。開業は2025年秋を予定している。

同施設は、1981年4月にららぽーと1号店として開業(開業当時の名称は「ららぽーと船橋ショッピングセンター」)。2023年1月に北館の一部を一時閉館し、建替え計画を推進していた。北館全体を現在の2階建てから3階建とし、第I期の再開業時には、話題性の高い店舗を取りそろえ、約70だった店舗数は約100店舗に拡大する予定。

「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY 北館建替え計画」では、ショッピングもエンターテインメントの一つの要素と捉え、ファッション、雑貨、飲食、サービスなど幅広い店舗をより一層充実させる方針。レストランとフードコートを一体化した千葉県最大級の一大フードゾーンを新設する。

施設の中心に位置する全長約350mのハーバー通りは、建替え計画I期・II期を通じて幅員を約2倍に拡幅。II期ではハーバー通りに人工芝生広場を整備し、屋外ならではの季節感あふれるイベントやマルシェの開催、キッチンカーの設置などにより憩いの空間を創出する。II期ではさらに、本格的なスポーツ・エンターテインメントイベントが開催可能な屋内型スタジアムコートも新設予定。イベントを積極的に開催・誘致することで、ショッピングだけではない新しい商業施設の楽しみ方を提案する。

ハーバー通り

所在地は千葉県船橋市浜松2-1-1。延床面積は北館が約103,200m2。ららぽーとTOKYO-BAY全体では約333,800m2。建物は鉄骨造地上3階建て。駐車台数は約6,800台。