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三越千葉店跡地に23階建てタワーマンション

三越千葉店跡地に、地上23階建て・高さ約80m・総戸数491戸の大規模タワーマンション「Brillia Tower 千葉」が建設される。2026年8月下旬竣工予定。

東京建物、野村不動産、中央住宅、ファーストコーポレーションの4社が参画する事業。所在地は千葉県千葉市中央区富士見二丁目6番1他(地番)で、千葉駅および京成千葉駅から徒歩4分。敷地面積は3,805.80m2

千葉駅周辺再開発概念図

1階と2階に商業施設、2階に保育所を整備。商業施設は同物件北側の駅前大通りと、南側のマルシェ通りに沿って配置する。また、1階の商業施設には同地で33年間営業していた三越千葉店を想起させる赤のオーニングを設置する。

低層階建物外観 イメージ

デザインは、下層部分は街並みとの調和を図り、木調の大庇を設置。上層部分は空を映し出し、風景に溶け込むガラス手すりを採用することで、周辺への圧迫感軽減を図る。再開発が進む千葉駅東口エリアの新たなランドマークになるとしている。

北側建物外観 イメージ
住居エントランス部分 イメージ

共用施設は、2階にエントランスラウンジ、フィットネスルーム、ゴルフレンジ、マルチスタジオ、近隣住民も利用できるコワーキングスペース、3階にゲストを迎えるオーナーズスイート2室とパーティールームを配置する。

エントランスラウンジ イメージ
コワーキングラウンジ イメージ

間取り(専有面積)は1LDK(30m2台)~4LDK(90m2台)など。最上階(23階)は全住戸100m2超とする。販売価格は6,588万円~29,998万円、最多価格帯は8,400万円台(6戸)。

防災面では、2階と3階の間に免震装置を設置した中間層免震構造を採用。基礎免振に比べて免震装置の引張力を減少させ、揺れへの対応力を強化している。住居フロアには各階に防災備蓄倉庫を設置する。

構造比較概念図