確定申告、源泉徴収票の自動入力などマイナポータル連携強化

国税庁は、「確定申告　特集ページ」を開設した。令和5年(2023年)分の所得税の確定申告において、マイナポータルと連携して給与所得の源泉徴収票の情報を自動入力できるようになる。

2月から、令和5年(2023年)分の所得税の確定申告において、国税庁のWebサイト「確定申告書等作成コーナー」からマイナンバーカードを利用してe-Taxで申告する際、勤務先から税務署にe-Taxで提出された給与所得の源泉徴収票(2023年分以降)の情報が、確定申告書に自動で入力されるようになる。ユーザーがあらかじめ「マイナポータル連携」の手続きをしておくことで実現する。

「マイナポータル連携」は、マイナポータル経由で、控除証明書などのデータを一括で取得し、確定申告書の該当項目へ自動入力する機能。すでに、公的年金などの源泉徴収票、株式の特定口座、控除関係では医療費・ふるさと納税、生命保険・地震保険、社会保険、iDeCo・小規模企業共済掛金、住宅ローン控除関係がデータ取得の対象になっている。