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イオン一体型マンション「ブランズ伏見桃山」 家まで運べる専用カート

建物外観(北側)

東急不動産は京都市伏見区に、イオン一体型分譲マンション「ブランズ伏見桃山」を開発する。イオン一体型の分譲マンションの建設は京都府初となる。'24年7月上旬竣工予定。

京阪本線 伏見桃山駅徒歩4分、近鉄京都線 桃山御陵前駅徒歩6分の、総戸数114戸の分譲マンション。1~2階部分にイオン店舗が開業する。

マンション入居者専用カートの設置や専用買物バッグの配布を予定しており、入居者はイオン店舗内に専用カートで乗り入れ、レジを通過できる。また、各住戸玄関までのカート横付けが可能。ポリ袋への詰め替え無しで住戸玄関まで、重い荷物を持つことなくカートで運べる。

全住戸の玄関前には住戸専用宅配ロッカーを設置。イオンネットスーパーをはじめとしたオンラインストアからの荷物を手間なく受け取れる。

また、生活利便性向上を図り、各階にゴミ置き場、4階共用棟に個室ブース付きのワークスペースを備える。

環境対応を推進している点も特徴。京都府の分譲マンションとしては初めて、日比谷花壇監修によるバイオフィリックデザインを導入する。バイオフィリックデザインとは、生命や自然とのつながりを重視し、建築物に自然の景観、天然素材、観葉植物などを取り入れること。ストレスの緩和やマインドフルネスといった健康に導く効果、癒しや安らぎを与えるフィトンチッド効果、集中力の向上効果が期待されているという。

日比谷花壇監修のバイオフィリックデザインを導入したラウンジ兼集会室(グリーンラウンジ)

中庭(オーナーズガーデン)の植栽をガラス越しに臨むラウンジ内にも、バイオフィリックデザインに基づいた木々を配置する。

中庭(オーナーズガーデン)

そのほか、環境対応への取り組みとして「低炭素建築物認定取得」「太陽光パネル設置」「屋上緑化」を実施する。

所在地は京都市伏見区御堂前町616-1、618他。規模は、敷地面積4,667,89m2、延床面積15,534.37m2、地上7階建て。