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イオン、ネットスーパー「Green Beans」本格稼働 買い物体験を変える「誉田CFC」
2023年7月12日 08:00
イオンネクストは、7月10日、オンラインマーケットサービス「Green Beans(グリーンビーンズ)」を本格稼働すると発表し、物流拠点である千葉・誉田CFC(顧客フルフィルメントセンター)にてセレモニーを開催した。
「Green Beans」は生鮮食料品のネットスーパーサービスで、サービス提供エリアは東京都(11区)、千葉県(6区/6市)、神奈川県(7区)。段階的に開始し、1年を目処に東京23区全域へと配送エリアを拡大する。品揃えは開始時点では2万2,000品目。今後1年をめどに5万品目に拡大する。
「Green Beans」のブランドコンセプトは「買い物を変える。毎日を変える。」。2019年11月にイオンと提携したイギリスのネットスーパーソリューション企業のOcado Solutions(オカド)によるAIやロボットを使った技術力・供給力と、イオングループの流通を活かしたお買い物体験を提供する。配送対応時間は朝7時から夜23時までで1時間単位で指定可能。最低購入金額は4,000円(税別)。送料は時間によって変動し、330円から。支払い方法はクレジットカード決済。公式サイトはこちら。
ネットスーパーに特化したOcadoの技術
Ocado Group plc CEOのティム・スタイナー(Tim Steiner)氏は「Ocadoはテクノロジーソリューションを中核とし、グロサリーのオンラインセクターに提供している企業だ」と説明。現在、10カ国に12社のパートナー企業があり、どの企業も「小売業のマーケットリーダー」だという。スタイナー氏は「これが成功の核心。テクノロジーによるリーダーシップと、グロサリー企業の顧客理解を融合させた。イオンネクストとのパートナーシップは他のどこよりもこのアプローチを代表している」と語った。
「イオンは地域社会と深い繋がりを築き、消費者のニーズと期待を誰よりも理解している。新しい破壊的技術を使いながらも顧客との繋がりを深めていこうとしている。誉田CFC稼働開始はグロサリー市場において全く新しいものがスタートしたことを意味する。我々はイギリス、そしてグローバルで複雑な課題を解決し、顧客にさまざまなメリットを提供してきた。たとえば新鮮な食品を顧客の玄関先まで提供すること。幅広い品揃え、欠品をなくすこと。スーパーに負けないオンライン価格の実現だ。これら全てを大きな業務効率効果を生み出しながら実現し、グロサリー・バリューチェーンを再定義した」と続けた。
そして「誉田CFCで使われている技術は最先端。最先端のAIとロボットを駆使して世界で最も効率的なフルフィルメントとオペレーション管理を行なう。ラストワンマイルでは1秒間に1,400万回の計算ができるアルゴリズムで配送方法を最適化している。Ocadoは20年間、ロボティクスやAIを使ってグロサリー・サプライチェーンに新たな効率をもたらすことに専念してきた。誉田CFCは20年にわたるイノベーションの成果。東京で提供できることを誇りに思う。CFCは世界中で得たパートナーから得た学びにより継続的に強化される。本日はアジア初のOcadoテクノロジー本格稼働の日でもある。Ocadoにとっても大きなマイルストーンだ」と語った。
Ocadoはアジアでは韓国でもCFCを作ろうとしているところで、他のリージョンでも拡大予定とのこと。スタイナー氏は「イオンはアジアで初めての重要なクライアントでありパートナーでもある。企業は相互に学べる。ここで学ぶことで、他の地域で生かすことができる。我々自身もたくさんのパートナーから学んでいる」と語った。
鮮度にこだわった「Green Beans」
イオンネクスト 代表取締役社長のバラット・ルパーニ(Bharat Rupani)氏は、「Green Beans」の概要、特に鮮度へのこだわりについて改めて述べた。
Green Beansは買い物を変え、生活を変え、毎日を変えることを目指している。より使いやすく信頼できるサービスを提供することで、日々の暮らしをより過ごしやすく、買い物が楽しくなるようにしていきたいという。
ルパーニ氏は「イオンはお客さま第一。何をするにしても『お客様第一』の理念を捉えていきたい。ターゲットは子育て中のフルタイム共働き世帯。特に首都圏の人たちは時間がない。少しでも生活が楽になるようにと考えている」と述べ、「3つの柱」を紹介した。「Ease(簡単)」、「Reliability(信頼)」、「Choice(選択肢)」だ。
まず「Ease(簡単)」は「欲しい時に受け取れる」。朝7時から23時まで配送時間を広く選択できる。しかも1時間単位で届けられる。これは多くの顧客が待つ時間を減らせることを意味する。さらに、優れたUI、UXを提供する。お客様はいつもの買い物もできるし買いだめもできるし、自分達が必要なものを頻度によってどのようなものを買うかを「スマートカート」で半自動的に提供する。AIが顧客の買い物経験や頻度からカートを自動的に作ってくれる。不要なものは外し、必要なものを追加することもできる。いちいちカゴに入れるよりもずっと簡単に買い物ができるという。
「Choice(選択肢)」は「品揃え」だ。今の登録商品数は22,000商品だが、年内に4万、最終的には5万SKUまで増やす。これは普通のスーパーの25,000点よりもはるかに多い品数で「日々の買い物が全てここで全て済む」というかたちを狙っている。
数だけではなく温度管理も提供し、プラットフォームによって鮮度を維持する。ローカルな地元の商品も、全国の商品からも取り寄せられる。ワインやチーズ、大容量商品も揃える。ベビー、ペット、介護、医薬品も揃える。「必要なものは何でもそろう」という。
レシピも提供する。レシピに合わせた材料も全部揃える。手軽で簡単、ヘルシーなメニューも揃えるし、原材料から選ぶこともできる。インフルエンサーにも参加してもらっている。
核になるのは「Reliability(信頼)」。欠品なく、「信頼できる鮮度」で必ず届ける。ルパーニ氏は「顧客は『オンラインだから鮮度はない』と思っている。それを『オンラインだからフレッシュだ』と変えていく。これを提供価値とする」と語った。
野菜に関しては1週間鮮度を保証する「鮮度+」商品を提供する。一般の市場の野菜は1週間も経つとかなり劣化するが、「鮮度+」はシャキシャキの状態で提供できる。このポイントは3つある。1つ目は販売する時期に最適な産地を選定して独自の基準に基づいて出荷している取り組みを実施していること。2つ目は倉庫内で入荷した野菜を専門の人間が目利きし、包装会社と共同開発した特殊な包装材に入れることで鮮度を維持することに成功していること。3つ目はコールドチェーンの徹底化。野菜は温度の変化が大きいと鮮度劣化が早まる。収穫から手元に届けるまでを安定させることで鮮度を維持する。この3点を守ることで今までになかった鮮度保証ができるという。
また水産物についても冷凍を中心に品揃えする。漁獲あるいは加工と同時に凍結し、顧客に届くそのときまで鮮度を維持する。配送車両の中でも温度管理を行なう。これらは人の手が触れることが少なく、コールドチェーンが整っているからできる技術だという。
実際の配送ではCFCがハブとなり、サプライヤーから商品が入庫され、注文が入って商品が引き当てられたあと、顧客の家がCFCから1時間以内なら直接、あるいは東京ならトラックで出庫したあと「スポーク」と呼ばれる中継基地を経由して、そこから小さなバンに積み替えて顧客に届ける。スポークは現在既に2拠点が稼働中。
サービス提供地域は順次拡大させる。1つのCFCがスーパーマーケットおおよそ50店舗分に匹敵するという。2つ目のCFCは八王子に同サイズで開設する予定。5年後の開設を目指す第3のCFCは埼玉とし、そちらは2倍くらいの規模を想定する。3つのCFC全体で、おおよそスーパーマーケット200店舗分ということになる。
ルパーニ氏は最後に「なぜ私たちがこれをやっているのか。お客様第一。それがイオンのDNAだ」と述べた。初年度の売り上げ目標等は非開示。現在の登録者数は1万人強。今後は3年〜5年かけて、5倍〜7倍とする。ルパーニ氏も「我々にも多くのパートナーがいる。それがパワー、知識となり、インサイトをもらって学んできた」と語った。
AI ロボットとピッキング作業の様子も公開
誉田CFCの内部も一部公開された。建物の1Fは入荷と出荷が主で、2Fがピッキングスペースとなっている。中は常温、冷蔵、冷凍の3つの温度帯エリアに分かれている。冷蔵帯は2度〜4度。冷凍は-23度。自動倉庫やピッキング用ロボット、WMS(倉庫管理システム)などは全てOcado製。「Ocadoはどんどんアップデートしているので、今後も考えると揃えておくほうがいい」とのこと。なお、各温度帯のピッキングについての考え方は全て一緒だが、異なる3温度帯でピッキングされた商品を最後1つにまとめるところが一番のポイントだという。
Ocadoのシステムは「Ocado Smart Platform」と呼ばれており、商品は、色分けされた「トート」と呼ばれるコンテナ、あるいは袋単位で管理されている。在庫されている商品は全て「トート」に収まっており、自動倉庫のなかも「トート」単位で動いている。自動倉庫のなかでは常温商品は21段、生鮮商品は8段積み上げられている。
始めにRDC(物流センター)からCFCに入ってきた商品は、カートラックに収められている。そのラックは豊田自動織機製のAGVで「デカントステーション(Decant Station)」に自動で運ばれる。
「デカントステーション」では商品をトートに移し替えて入庫していく作業が行なわれる。トートのなかに、商品をどういう状態で、1トートあたり何個入れるのか、入荷してきた箱はバラすのか、ケースのままで売るのでそのままでいいのかといった情報も全てシステムに入力されており、オペレータはその指示のとおりに動いて、トートに商品を移していく。商品を入れて登録されたトートは自動倉庫のなかに入って入庫されていく。
入庫された商品の入ったトートは、グリッドを組まれた金属レール上を動き回る直方体型の移動ロボットによって管理される。ロボットの移動速度は秒速4m(時速14kmくらい)。ロボットとロボットの間の幅は1cmないくらいの精度で動いている。このロボットが必要に応じてトートを持ち上げて引き上げて、指定された場所に動いてピッキングする場所に流していく。ロボットは30kgのトートまで動かせる。
ロボットの台数は常温品フロアでは約200台。「トート」は全体では約18万個が保管されている。さらに冷蔵は冷蔵で、同じようにロボットが動いている。
顧客へ届ける商品は、出荷用の緑の「トート」に入れられる。緑のトートのなかには3つの袋が入っていて、ピッカーはそのなかに商品を入れていく。入れる商品は上記のロボットによって流されてきて、「どのトートに何個入れるか」といった情報もディスプレイで指示されるので、その通りに入れていく。ピッカーは定点から歩きまわってものを探す必要がない。
緑のトートには3つの袋が入っているが、これは3軒分ではなく1軒分。商品が搬送中に潰れたりバランスを崩したりしないように重量バランスもAIが考えた上で指示されるので、そのとおりに入れていく。袋は緩衝材の役割も果たしているという。なお、商品が流れてくる順番はAIが最適化して決めている。1度で商品投入が終わるかどうかはAIが考えているので人間のピッカーにはわからない。もう1度流れてくる可能性もある。
1人あたりが1時間に何件くらい処理するかについては非公開。目標としている生産性はあるが、それも非公開とのこと。ただ「Ocadoは他の地域でも同じシステムを動かしているので、ほぼ、どのくらいの生産性が出せそうかはわかっている」という。なお、緑色トートに袋をセットする作業は以前は人手だったが、いまは新しい機械で自動装填されるようになりつつあるとのこと。
違う温度帯のものはバラバラにピッキングされるが、配送は一緒に行なわれるので、基本的に常温が先で冷凍が後になるように、自動倉庫は仮置きの状態を作ることができる。最終的にコンベアで1つのところにまとめられる。配送用トートは1つのフレームに入れられる。1つのフレームには20トート入る。
なお、冷凍商品は最終的に冷蔵と一緒にまとめられるが、冷凍商品のトートはドライアイス入りの蓋のついた断熱ケースに入れられるので、マイナス18度を15時間以上(つまり朝に配送センターを出たとしても一番遅い時間帯に客先に着くまで)キープできる設計となっている。「アイスクリームも全く柔らかくならない」という。
配送バンも専用に開発
配送はイオンネクストデリバリーが行なう。車両はOcadoから示唆を得て、トヨタがイオン専用に作ったもの。今後のドライバー不足に対応するために3.5t未満とし、普通運転免許で運転できるものとした。全てオートマで、現在1割強に留まっているドライバーの女性比率を上げていくことを狙う。乗り降り用のステップについては折り畳みができるように改良できるようトヨタと相談しているところとのこと。
運転席にはドライブレコーダーがあり、エンジンがかかっている間は常に外側と運転席側を共に録画する。AIを使ったクラウドサービスとなっており、よそ見をしたり危険行動がある場合も全て集計される。営業所単位で見ることもできる。アメリカのNauto(ナウト)社のサービスだ。
積載スペース内部は、特殊なサイズである配送トートがフレームごとスポッと収められる作りになっている。前(運転席側)が2度から4度の冷蔵帯、後ろが常温になっており、間は断熱用の間仕切りで仕切られている。
冷凍品は水色のトートに収められている。基本的に1トートが1軒分だが、冷凍はそんなに数が出ないので、冷凍トートには3軒分が入っている。これは今までの経験から、常温・冷蔵・冷凍の売れ行き比率がわかっており、冷凍品を常温品と同じくらいの量を買う人はいないからだという。
客先に着いたらトートを取り出して渡す。冷蔵と常温の間は人が通れるようになっていて、どのトートを取るかもシステムから指示が出るので、ドライバーは指示に合わせて取る。なお、フレームのなかでもトートは重量を考慮して入れられており、中央部分が重く、周囲が軽くなっている。これにより「重いものが最上段に来たり、最下段に来ることは基本的にない」という。これもOcadoのAIによる最適化による。
車両台数は現在は60台。今年度中に240台配備される予定で、東京都内の中継拠点での運用も含め、誉田管轄のなかで最終的には600台を運用する予定。なお中継地点は現在、平和島他に既に設立されており、今後、12~13個まで増やす予定。「駐車場が必要なので倉庫に造られることが多い」という。
なお、中継拠点を必要とする理由は、小型車で誉田CFCから都内まで運送するのは効率的ではないため。夜間にまず大型トラックで中継拠点まで運び、中継拠点で小型バンに載せ替えて運べば、ドライバーは6時半ごろから稼働しても7時からの配送が可能になる、という考え方だ。中堅拠点ではフレーム単位での載せ替えしか行なわないので、間違いも発生しにくい。
「ネットこそ鮮度が良い」を追求
一部試食も行なわれた。「カツオの藁焼き」は高知・四万十の藁を使って職人が手焼きしたもので、香りが強い。滅多に取り扱いがない商品だが「Green Beans」ではいつも取り扱っているという。
トマトは千葉の商品で、糖度8度以上。千葉市と協力して販売している。いずれも「ちょっと上の商品を提供する」ことをコンセプトとしているとのことだった。
そのほか一般商品、生鮮、アルコール、日用雑貨、医薬品は1類から3類まで幅広い商品を扱う。ネットでニーズの高い商品を集め、ワンストップ性の高い品揃えとなっている。そして「ネットなのに新鮮、いやネットだから新鮮」な野菜などを提供することで「『ネットこそ鮮度が良い』というところにこだわっている」とのことだった。
イオンのデジタルシフトの象徴的取り組み
10日に開催されたセレモニーでは、まずイオン代表執行役社長の吉田昭夫氏が登壇し、挨拶した。吉田氏は「イオンのデジタルシフトの象徴的取り組みであるフードのオンラインデリバリー『Green Beans』を本日から開始する。これは買い物体験を変えようというイオンの取り組み。オンラインだと鮮度が心配だが徹底したコールドチェーン(冷蔵・冷凍温度を保ったまま流通させること)を作ることで、リアルよりも鮮度が高い生鮮食品をお届けできる。千葉の野菜をそのままお届けしたい。また、使えば使うほどAIでパーソナライズされた商品が紹介される取り組みも入っている。朝7時から夜の11時まで配送し、時間を拘束されないデリバリーも実現する。背景にはOcadoによるロボティクスを最大限活用したバックアップがある。リアルのみならずオンラインでも顧客満足を追求していきたい」と語った。
最先端技術と地域資源を活用
続いて、千葉県知事の熊谷俊人氏が挨拶した。熊谷氏は「私にとっても感慨深い案件。市長時代に産業用地の開発に着手した。その最大の案件。経済産業面でも極めて大きな投資であり、地域を中心に多くの雇用が生まれることを期待している。イギリスで成功をおさめたOcadoの先駆的システムも導入される。実際にロボットが動く様を拝見して、千葉から日本を代表する皆さんの生活を変えるDXがスタートするんだなと感じた」と述べた。
そして「新型コロナ感染拡大で生活スタイルが一変した。5類に移行してもデジタルに慣れた慣習は変わらない。今まで以上にオンラインで生活に必要なものを入手していくスタイルは戻らない。この場所から千葉は元より東京に、多くの生鮮食品を含めた商品が配送されていく。県としてもサポートしていきたい。特に千葉県の農林水産物が数多く採用されて、千葉の美味しい食べ物が首都圏に配送されていくようにバックアップさせて頂きたい。イオンさんにとっても極めて大きな挑戦だと思う。本社を千葉に置いているイオンさんの挑戦が華開いて首都圏の人々の生活スタイルを変えてくれることを期待している」と語った。
千葉市市長の神谷俊一氏も登壇した。「ネクストコア千葉誉田は千葉市が官民連携で整備した産業用地。私も当時、副市長としてこのプロジェクトを担当していた経緯がある。自治体による企業立地のモデルケースではないかとも思っている。土地の整備やセンターの建築から稼働に至るまで、極めて短期間で地元のご理解のもと進んできた。何よりもイオングループの次世代ネットスーパーの中心施設であるCFCが国内で初めて建設された。誉田から人々のくらしを大きく変えていくサービスが始まる」と述べた。
そして「千葉市は今年新しい基本計画をスタートさせた。人と企業をどう取り込んでいくかが重要なポイント。環境社会基盤の整備、企業立地、そこから雇用を生み出すことが発展においては重要。今回のオープニングセレモニーが将来に向けた大きな一歩に繋がるのではないか。先ほどセンターのなかを見学させて頂いた。最先端の技術と地域資源が活用されていることに感銘を受けた。自動型倉庫でタイムリーな商品発送が行なわれる。脱炭素、再生可能エネルギーの活用も最大限行なわれている。想定を上回る地元雇用を実現してもらっている。この点についても感謝を申し上げたい」と述べた。
さらに「千葉のブランド『千』を採用してもらった。生産地に近い利点を生かしてセンターから送り出して頂く。今後も生産者の皆様と連携しながら魅力ある商品作りをしていきたいので、千葉市の活性化に今後も力を貸して頂きたい。既に千葉市は『Green Beans』のサービスエリアとなっている。買い物が難しくなった市民も増えているが、今回サービスを利用して頂くことで、これまでのライフスタイルを変え、充実した市民生活を送れるようになるのではないか。市としても生活情報として広く伝える取り組みを進めていきたい。誉田のセンターが千葉市の発展と持続可能な社会につながることを期待しているし、創業開始後も最大限のご支援をしたい。今後も千葉市の発展に寄与する可能性に注目して頂ければ」と語った。