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カインズ、前橋サッカー場の新築着工 J2「ザスパ」練習環境充実

カインズは、ザスパ社と共同で建築する「前橋市サッカー場(仮称)」の新築工事に着手する。7月6日に地鎮祭が行なわれた。'24年8月オープン予定。

前橋市サッカー場は、J2「ザスパクサツ群馬(ザスパ)」の練習環境を充実させるため、「地方創生応援税制」(企業版ふるさと納税)を活用した事業。'22年2月にカインズと前橋市との間で協定を締結し、事業をスタートした。建築主はサッカーグラウンドがカインズ、クラブハウスがカインズとザスパ社で、前橋市に寄附する。

'24年4月にクラブハウスと人工芝サッカーコート1面、フットサルコート3面が、同年8月に天然芝コート2面が完成予定。クラブハウスにはレストラン、コミュニティスペース等を設ける。

レストラン
コミュニティスペース

カインズは、ザスパがJリーグに加盟して間もない'06年から、カインズを含むベイシアグループの各企業とともに、オフィシャルユニフォームパートナーとしてチームを支援している。'20年12月には、チームを運営するザスパ社に資本経営参加し、筆頭株主グループの一員となった。群馬はカインズ創業の地であることから、地域の課題解決、活性化に向けた活動を行なっている。

ザスパは、専用の練習場やクラブハウスなどを持っておらず、前橋市が所有する施設を賃借して練習している。前橋市サッカー場完成により、ザスパの練習環境が改善されるとともに、次世代選手の育成や地域住民の交流拠点として施設の一部を開放するなど、地域貢献を図る。

所在地は群馬県前橋市富田町1674-8(ローズタウンF地区北)。敷地面積は52,877.62m2。一般駐車場は85台で、3台EVステーション対応、そのほか臨時砂利駐車場104台。

鍬入の儀を行なうカインズ 店舗建設部長 金子浩季氏(右)と、ザスパ 代表取締役社長 赤堀洋氏(左)