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MetaのTwitter対抗サービス「Threads」がスタート 文字数は500
2023年7月6日 01:27
Metaは6日、テキストベースの会話ができる新コミュニティサービス「Threads(スレッズ)」のiOS/Androidアプリを提供開始した。Instagramアカウントを活用した新サービスで、約100カ国で展開する。
Threadsは、Twitterのようにテキストベースの会話に対応した新サービスで、「Meta版Twitter」とも目され、登場前から期待されてきた。
3日にApp Storeに予約ページが開設されており、サービス内容として、「Threadsは、コミュニティが集い、関心のあるトピックから次に来るトレンドまで何でも話し合える場。お気に入りのクリエイターや自分と同じ興味・関心を持つ人をフォローし直接つながれるほか、自分のファンを増やし、世界に向けて自分のアイデアや意見、クリエイティビティを発信できる」としている。
Threadsは、Instagramチームが開発。テキストで近況を共有したり、他の利用者との会話に参加できる。Twitterのリツイート風の[再投稿(Repost)]や引用リツイート的な[引用(Quote)]などにも対応する。
Instagramアカウントを使ってログインし、文字数は最大500文字。リンクや写真、最長5分の動画も投稿できる。
利用開始時に、Instagramでフォローしているアカウントを継続してフォローするかを選べるほか、自分と同じ興味関心を持つ人たちを選んでフォローも可能。なお。16歳未満(一部の国は18歳未満)の利用者は、Threadsに参加すると、デフォルトで非公開アカウントに設定される。非公開アカウントの場合、他の利用者からのフォローリクエストは承認制となる。また、スクリーンリーダーなど、Instagramの主要なアクセシビリティ機能も備えている。
Threadsは、「ポジティブで生産的な会話」を目標に開発しており、自分をメンションできる人や、Threads上で自分に返信できる人をユーザーが管理できる。また、Instagramと同様に、非表示ワードを設定することで、特定の単語を含む返信が表示されないよう設定可能。
将来的にはオープンに相互接続
また近日中に、World Wide Web Consortium(W3C)によるオープン・ソーシャル・ネットワーキング・プロトコル「ActivityPub」に対応予定。これにより、MastodonやWordPressなど、ActivityPubをサポートする他のアプリと相互運用を可能とし、「新しいタイプのつながりが生まれる」としている。Tumblrなどのプラットフォームも、将来的にActivityPubプロトコルのサポートを計画を発表している。
これにより、例えば将来Threadsの利用をやめた後でも、自分のコンテンツを他のサービスに移行するといったことを実現できるようになる。同社のビジョンとして、互換性のあるアプリであれば、Threadsのアカウントを持っていなくても、Threads上で他の人をフォローしたり、交流できるなど、「多様で相互接続されたネットワークの新時代を先導する」としている。
今後は、ActivityPub対応のほか、フィードに表示するおすすめコンテンツの改善や、トピックやトレンドをリアルタイムでフォローできる検索機能などを導入予定としている。
【更新】最大500文字などサービスの概要を追記(6日13時)
【更新】記事初出時に、6日23時スタートとしていましたが、前倒しして公開されたため内容を修正しました。