ニュース

ローソン、“期限切れ”商品を値引き販売

ローソンとクックパッドは、販売期限が切れ店頭から撤去された商品を値引きして販売する実証実験を行なう。店頭から撤去し値引きした上でクックパッドマートで販売、店舗に設置のクックパッドマートの生鮮宅配ボックス「マートステーション」で受け取れるようにする。実証実験の期間は12月13日~2023年1月31日で、対象店舗はナチュラルローソン芝浦海岸通店。

今回の取り組みは、消費期限内でありながら、ローソンが定めている基準による「販売可能な期限」を過ぎて、通常は店頭から撤去される「販売期限切れ」の商品を値引きして販売するというもの。ローソンが販売期限切れの商品を値引きして販売する実証実験は初めて。実験結果を踏まえて、ほかの店舗や商品カテゴリーに拡大できるか検証する。

実証実験では販売期限切れのデザート10品目について、店頭から撤去後に店舗スタッフが商品や値引き額をクックパッドマートに登録し、冷蔵保管する。注文が入ると商品は店舗内の「マートステーション」に移され、注文者が好みのタイミングで受け取れるようになる。

消費期限切れが近い商品のため、価格は「もちぷよ」が108円から58円に、「もち食感ロール」が322円から176円になるなど、大幅な値引き。販売される期間は各商品の消費期限当日の0時~23時の間。注文受付は11時まで。

デザート10品目の販売価格
店頭から撤去された販売期限切れの商品をクックパッドマートに登録し販売
注文のあった商品は店舗内のマートステーションに移され、受け取れるようになる