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ガーミン、スマートウォッチとして使えるダイビングコンピューター
2022年4月5日 13:19
ガーミンジャパンは、GPSダイビングコンピューター「Descent」シリーズの新作として、ライトユーザー向けの「Descent G1」「Descent G1 Dual Power」を発売した。
価格はカラーにより異なる。Descent G1 Dual PowerはHurricane Blue(ハリケーンブルー)が81,800円、Black(ブラック)が89,980円。Descent G1のPowder Gray(パウダーグレイ)が72,600円、Slate Gray(スレートグレイ)が79,860円。G1 Dual PowerのHurricane Blueのみ4月下旬に発売予定。
ダイビング用コンピューターの「Descent」シリーズに加わる初心者やライトユーザー向けのモデル。年間ダイビング数が少ないユーザーでも日常使いができるよう、スマートウォッチとしての機能や操作性、アクティビティを充実させ、ダイビング用コンピューターとして比較的手頃な価格も実現した。ケース径が45mm、重さは66gで、女性ダイバーにも扱いやすいサイズとしている。
Descentシリーズとして、またウォッチ型ダイビングコンピューターとして初めて、ソーラー発電機能を備えたのも特徴。内蔵の充電池によりダイビングモードでは約25時間稼働でき、スマートウォッチモードでは約21日間、ソーラー発電機能の併用ではスマートウォッチモードで約124日間の稼働が可能。
ダイビングコンピューターとして、水深1.2mで自動的に記録を開始し、水深、水温、潜水時間、減圧不要限界時間、上昇・下降速度などをリアルタイムに確認可能。ダイブモードは単一ガス・マルチガス(ナイトロックス・トリミックスを含む)、ゲージ、アプネア、スピア、CCRなど、6つのモードを選択できる。水面ではGPS機能によりダイビングの開始位置と終了位置を自動的に記録でき、浮上後に開始地点にナビゲーションすることも可能。水中では電子コンパスで目的の場所に進行するナビゲーションが可能で、音とバイブレーションアラートで情報や各種の危険性の通知が行なわれる。
ダイビング以外のアクティビティとして、ランニング、登山、ゴルフ、筋力トレーニングなどスポーツアクティビティは30種類以上に対応。VO2 Maxの情報、光学式心拍計による心拍数の測定、ストレスレベル、体のエネルギー残量を示す独自指標のBody Battery、血中酸素トラッキング、睡眠の質の判定、女性向けの生理周期や妊娠トラッキングなど、さまざまな健康管理機能を搭載する。突発的な事故を検出し緊急連絡先に現在地を送信する事故検出機能も搭載される。Suicaの決済機能にも対応する。
ディスプレイは1.28型、176×176ドット、モノクロの半透過メモリインピクセル。ダイビング中はタッチスクリーンをダブルタップすることでスクロール操作が可能。本体の耐久性はMILスペック(MIL-STD-810準拠)で、防水性能はダイビング用の100m防水(DIN EN13319)。
測位衛星はGPS、GLONASS、GALILEO、みちびき(補完信号)に対応。水中心拍対応の光学式心拍計のほか、電子コンパス、気圧・高度計、加速度計、温度計、深度センサーを備える。
無線機能はBluetooth、Wi-Fi、ANT+。USB接続もサポートする。このほか時計機能やストップウォッチ、タイドグラフなどが搭載される。
大きさは45.5×45.5×15.2mm(縦×横×厚さ)、重さはG1が61g、G1 Dual Powerが66g。