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配送伝票でマンション入口を通過する個別宅配システム 三菱地所レジ
2022年2月14日 16:29
三菱地所レジデンスは、美和ロック、Yperと共同で、配送伝票を通行キーとして利用する集合住宅向けの個別宅配システムを導入する。導入第1弾は、新築分譲マンション「渋谷区広尾5丁目計画」。
集合住宅内の配達においてセキュリティを保ちながら、利便性を向上し、再配達を減らす取り組み。配達伝票のバーコードを配送業者が読み取りリーダーにかざすと、マンションの共用エントランスを通過できるようになり、個別の宅配ボックスまで荷物を配達できる。入居者は暗証番号を入れて宅配ボックスを解錠、荷物を取り出せる。
戸別宅配システムは、荷物添付のバーコード(配送伝票番号)を通行キーとして管理。配送伝票と入居者情報を照合し、通過可否を判定するため、物件宛の宅配物を持っている配達員のみがマンションに立ち入れる。
配送完了時には、配達伝票での解錠を無効化。配送業者は特別な端末やアプリがいらず、導入も容易なため、多くの配達業者が利用できるという。対応の配達業者は、ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便、西濃運輸、福山通運、Amazon、プラスカーゴサービス、ヨドバシエクストリーム。
美和ロックは、共用エントランスシステムやスマートロック、バーコードリーダーなどを提供。Yperは共用エントランス解錠スキームを提供する。
渋谷区広尾5丁目計画は、東京メトロ日比谷線広尾駅4分に2024年2月竣工予定の分譲マンション。鉄筋コンクリート6階建、総戸数は22個。間取りは1LDK~3LDK。