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パイロット、植物由来の素材を使った「フリクション」ボールペン

パイロットコーポレーションは、植物由来の素材「バイオマスプラスチック」を本体の一部に使用した、油性ボールペン「アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチック」と、摩擦熱で筆跡を消去できる「フリクションボールノック05 バイオマスプラスチック」を、2月3日にノベルティ専用商品として発売する。価格はアクロボールが165円、フリクションが253円。店頭での販売は行なわない。

とうもろこしや小麦などの穀物を原料にしたバイオマスプラスチックをボディの後軸に使用。後軸は、日本バイオプラスチック協会(JBPA)が定める「BP(バイオマスプラ)マーク」の認証(部分限定認証)を取得している。なお、生分解性プラスチックではないため、自然には分解されない。

ボディカラーは、バイオマスプラスチックの原料である植物をイメージしたグリーンを基調としている。側面に企業名などの名入れが可能。インキ色はいずれも黒のみ。

アクロボールTシリーズは、なめらかな書き味とカスレのない書き出しが特長の低粘度油性インキ「アクロインキ」を採用した油性ボールペン。アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチックでは、ボール径0.5mm(極細)と0.7mm(細字)の2タイプをラインアップする。

フリクションボールノック05は、摩擦熱で筆跡を消去できる筆記具「フリクション」シリーズの1つ。フリクションボールノック05 バイオマスプラスチックでは0.5mm(極細)をラインアップする。

石油などの化石資源の使用量削減や、大気中の二酸化炭素の総量増加を抑制するカーボンニュートラルな植物由来の原料を使っていることから、地球温暖化防止に貢献できるとしている。