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タグ・ホイヤー、ダイバーズウォッチ「アクアレーサー」に200m防水の新ライン
2022年1月26日 15:24
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」の新作として、「アクアレーサー プロフェッショナル200」を発表した。機械式またはクオーツ式の腕時計で、価格は220,000円~。合計11モデルがラインナップされる。
タグ・ホイヤーは2021年に300m防水のダイバーズウォッチ「アクアレーサー プロフェッショナル300」を発表しており、今回のモデルは“姉妹モデル"と位置づける、200m防水のシリーズとなる。どちらもダイビングをはじめアウトドアスポーツに最適な耐久性や機能を備え、12角形の逆回転防止ベゼルやねじ込み式リューズなどシリーズで共通の6つのデザインコードを採用。一方で“200"独自のデザインも加えられている。
ケースサイズは40mmとコンパクトで、30mmのモデルもラインナップし、性別を問わないサイズ展開も特徴になっている。メタルブレスレットの中央のリンクはポリッシュ仕上げとし、フォーマル寄りの雰囲気を兼ね備えた。機械式のモデルのダイヤルは“スモーキー"な仕上げも加わり、全体としてアウトドアだけでなく街中やビジネスシーンでも利用できるデザインとした。
アクアレーサー プロフェッショナル200では、12角形のベゼルデザインが新バージョンになり、目盛り部分はセラミックではなく金属製となる。また、ベゼルを細くデザインする一方で、ダイヤルのインデックスは長く、アワーマーカーを強調、気品も備えたとし、ビジネスシーンでも使えるデザインという。ダイヤル上のアワーマーカーは細身の台形とし、スマートな剣型の針を組み合わせ、夜光塗料としてスーパールミノバが塗布される。デザインをすっきり見せるという観点でベゼルに夜光塗料は塗布されない。
ムーブメントは機械式(自動巻き)に加えて、クオーツ式をラインナップに加えている。ケース径40mmのモデルには機械式とクオーツ式がそれぞれ2つラインナップされる。30mmのモデルには機械式が2つ、クオーツ式が5つラインナップされる。外観上の違いは、クオーツ式は日付表示を省いたモデルになる。
すべてのモデルに共通するデザインとして、裏蓋には、ダイビングヘルメットではなく新たにコンパスの模様が刻まれる。これは、どこにでも恐れずに向かうという冒険の精神を表したもの。
ベゼルの回転メカニズムは滑らかで、しっかりと音が響くなど、精巧な技術を姉妹モデルから継承。ブレスレットはスリムになる一方で、7mm延長できるコンフォートリンクを装備する。
30mm・ダイヤモンド・機械式
ケース径30mmで機械式のモデルは2つ。ムーブメントは「キャリバー9」で、パワーリザーブは約40時間。ダイヤルはスモーキーなブラックまたはブルーのマザーオブパール。インデックスにダイヤモンドが使用される。価格は390,500円。
30mm・ダイヤモンド・クオーツ式
ケース径30mmでダイヤモンドが使われるクオーツ式のモデルは2つ。ベゼルとダイヤルのインデックスにダイヤモンドを使用したモデル(544,500円)と、ダイヤルのインデックスにダイヤモンドを使用したモデル(302,500円)が用意される。日付表示のないノンデイト仕様。