ニュース
“SONY"ロゴの時計とセット 「wena 3」限定モデル
2022年1月13日 13:02
ソニーは、wena 3の限定モデルとして、“SONY"のロゴが入ったクロノグラフと組み合わせた「wena 3 Frosted Black Edition Styled for Xperia」(WNW-SB22A/B)を1月28日に発売する。wena 3と腕時計のセットで、価格は75,000円前後。数量は1,000本限定。直販のほか家電量販店や一部時計店でも取り扱われる予定。また、発売日には既存モデルを含めたwena 3の機能追加のソフトウェア・アップデートも提供される。
Xperiaデザイン、“SONY”ロゴのクロノグラフ
wena 3 Frosted Black Edition Styled for Xperiaは、既存のブラックのwena 3に、ヘッドと呼ぶ腕時計本体やオリジナルデザインのブレスレットを組み合わせた限定モデル。最大の特徴は、ソニーおよびXperiaとの連携を全面に打ち出したデザイン。
具体的には、ヘッド部は、wenaシリーズのヘッドとして初めてソニーのロゴを配置。ガラス製の裏蓋にもソニーのロゴが入っている。カラーはXperiaのデザインをイメージしたフロストブラックが基本で、ダイヤルのインデックス(指標)はヘアライン加工が施され、ソニーのロゴは艶のある仕上げと、モノトーンを基本にディテールによるコントラストを意識した仕上がりになっている。
クロノグラフの操作に使うプッシュボタンは「Xperia 1 III」のシャッターボタンと同じクロスローレット模様が施されている。
ブレスレットは本モデル用のオリジナルデザイン。ラグ(ベルトと時計との接合部)はブレスレットと一体となったデザインで、位置を低くして装着感を高めた。
ヘッド部分にはシチズングループのミヨタ製クオーツ式クロノグラフムーブメント、Cal.0S20が搭載され、通信機能などを搭載しない純粋な腕時計となる。精度は月差±20秒で、電池寿命は約5年。ドーム型の風防と裏蓋はミネラルガラス。ケースはステンレススチール製で、防水性能は5気圧防水。ケース径は43.2mm、厚さは14mm。
バックル部分に装着されるwena 3は、既存モデル(ブラック)と同じ。
なお、wenaの事業は、2021年4月にSSAP(Sony Startup Acceleration Program)から、Xperiaなどを手掛けるモバイルコミュニケーションズ事業本部に移管されている。
実機写真
wena 3にカメラシャッターなど新機能
1月28日にwena 3向けのソフトウェア・アップデートが提供され、既存のwena 3も対象に、「カメラシャッター」「ミュージックコントロール」の2つの機能が追加される。
カメラシャッター機能は、wena 3の画面のカメラアイコンをタップすると、Bluetoothで連携しているスマートフォンのカメラアプリのシャッターを切ることができるというもの。実際にはボリュームキーの下(ボリュームダウン)のキーを押下する信号が送信されており、カメラアプリ側で設定できれば、アプリを問わず汎用的に利用できる。
また、wena 3には「Xperia camera app」も追加され、こちらのボタンではXperia 1 IIIにプリインストールされているカメラアプリ「Photography Pro」のシャッターを切ることも可能。今後はXperia 1 II、Xperia 5 II、Xperia 5 III、Xperia PRO、Xperia PRO-Iも対応する予定。
ミュージックコントロール機能では、Bluetoothで連携するスマートフォンの音楽アプリについて、音楽の再生や一時停止、曲の送り戻し、ボリュームコントロールが、wena 3のディスプレイをタッチして操作できるようになる。
